昨年、2006年流行語大賞トップテン入りした「メタボリックシンドローム」。厚生労働省も対策に乗り出していますが・・なんと、厚生労働副大臣2名がメタボリック気味ってことで、「メタボ退治」に乗り出したそうです。
◇厚労副大臣、メタボリック克服に挑戦 HPに奮闘記 朝日新聞(2006.12.4)
武見敬三副大臣は腹囲100.5センチ、体重84キロ、石田祝稔副大臣は101.5センチ、88キロ。体形だけなら立派な該当者だ。最近、腹回りが気になり出した武見氏が、「立場上このままではまずい」と、石田氏に呼びかけたという。
2人は、管理栄養士の指導を受けながら、腹囲や体重、ウオーキングなどの運動量、甘味料や菓子の摂取量を毎日記録。HPは1週間ごとに更新する。半年後の「公約」は、武見氏が体重5キロ減、腹囲5センチ減、石田氏は6キロ減、6センチ減だ。
武見氏は「おいしい食べ物が大好きな私にとっては、大変厳しい努力が求められることになりそうだ」と気を引き締める。
厚労省のサイト「厚生労働副大臣のメタボ退治ホームページ」では、二人のお腹丸出し写真を掲載する気合の入りようです。
武見副大臣 | 石田副大臣 | |
私が立てた目標達成のために取り組む内容 | (1)身体活動量を増やす(普通歩行10分、速歩10分、腹筋) (2)甘い炭酸飲料は飲まない。コーヒーの砂糖は甘味料とする (3)揚げ物・炒め物は1日1料理まで、菓子は2日に1回、1個までにする (4)3食以外の夜食は食べない |
(1)意識してなるべく歩く(目安:合計10分) (2)エレベーターではなく、できるだけ階段を使う(目安:合計5分) (3)ビールは1日1缶(350ml)までにする |
現在の体重・腹囲(H18年11月) | 体重84kg 腹囲100.5cm | 体重88kg 腹囲101.5cm |
目標の体重・腹囲(H19年5月) | 体重79kg 腹囲95.5cm | 体重82kg 腹囲95.5cm |
コメント | 美味しい食べ物が大好きな私にとりましては、大変きびしい努力が求められることとなりますが、同じメタボリックシンドロームを抱えておられる皆さんにも、「武見ができるなら、誰にでもできる」という気持ちをお伝えしたいと思います。 | 自らメタボリックシンドロームの改善に挑戦し、克服した暁にはその快適感を様々な場で、「私ができるなら皆さんにもできる!」とお伝えしていきたいと考え、これから自分自身に挑戦状を突きつけ、その奮闘記を公表していくことといたしました。 |
ちなみに、「健康スポーツ認定医の米谷美津子さん、管理栄養士の武見ゆかりさん、同省生活習慣病対策室のスタッフなどの協力を得て進められる」とのことであり、厚労省作成の「(別冊)保健指導における学習教材集(暫定版)」(←私的にはどうかと思う教材集)も利用されています。
「無理なく内臓脂肪を減らすための計画」では、教材の「C-7無理なく内臓脂肪を減らすために〜運動と食事でバランスよく〜(PDF:95KB)」が
「体重・腹囲の変化記録」では、教材の「D-37体重と腹囲の変化記録(PDF:233KB)」が
「毎日のチェックリストバックナンバー」では、教材の・・・探しきれませんでした(´・ω・`)
◇副大臣のメタボ退治記事一覧
○4月30日〜5月7の副大臣(2007.6.4)
○3月26日-4月1日の副大臣(2007.4.25)
○3月12日以降の副大臣はどこへ?(2007.4.15)
○3月5日-3月11日の副大臣(2007.3.31)
○2月26日-3月4日の副大臣(2007.3.31)
○2月19日-25日の副大臣(2007.3.9)
○2月12日-18日の副大臣(2007.3.5)
○厚生労働副大臣のメタボ退治ホームページ(2007.2.25)
◇参考リンク
○(別冊)保健指導における学習教材集(暫定版) 厚生労働省