◇WHO、タミフル備蓄計画変えず 新型インフルエンザに効果 産経新聞
インフルエンザの治療薬タミフル服用後の異常行動が報告されている問題で厚生労働省は10代患者への同剤投与の見直しを打ち出したが、世界保健機関(WHO)は近く、世界的な流行が懸念されている新型インフルエンザ対策としてのタミフル備蓄計画をこれまで通り変更する予定はないことを発表する。
高病原性鳥インフルエンザウイルスの人への感染が東南アジアを中心に拡大。同ウイルスの変異により新型インフルエンザ発生の可能性が高まっているため、WHOは「新型」でも効果があるとされるタミフルの備蓄を勧めており、ロイター通信によると、日本を含め世界75国が備蓄に取り組んでいる。