◇救急業務の「トリアージ」検討会報告書まとまる 消防庁 朝日新聞
救急車の現場到着時間が遅くなっていることへの対策を検討してきた総務省消防庁は23日、患者の緊急度や重症度に応じて優先順位をつける「トリアージ制度」の導入に向けて課題を整理し、報告書をまとめた。昨年4市でモデル的に行ったトリアージの結果も公表。問題点が山積することから新年度も引き続き、作業部会で検討する。
この日開かれた「救急業務のトリアージに関する検討会」の最終報告書では、(1)実際には重症なのに、119番通報では「軽い」と判断され搬送や治療が遅れないよう、対策を取る(2)緊急度に応じ、救急隊の種類を区別する(3)通報を受ける指令員の訓練をする――など今後の課題をまとめた。
タクシー代わりに使う人が多く、本来の業務ができてないとの声もあり、トリアージは必要だと思いますが、やはり問題点は「重症を軽症と判断したらどうするか?」ですよね・・難しいですね