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メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発


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メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発 朝日新聞

メタボリック症候群の診断基準作りに取り組む国際組織が、「男性85センチ、女性90センチ以上」とする日本のウエスト基準値と異なる「男性90センチ、女性80センチ以上」という独自の日本人向け基準を決めた。心筋梗塞(こうそく)などを起こすリスクのある人を正しく判別できるとの説明だが、日本の基準を作った側は反発している。
日本の基準作りに携わった松澤佑次・住友病院長は「日本の予防医学のために作った基準なのに、海外から介入されるいわれはない。ただ議論があるのも事実で、必要ならば再検討も考えたい」と話す。

この話、メタボリックシンドロームの診断基準にある「内臓脂肪100平方センチ」を測るのに
「健診でCT取るわけにはいかねーから腹囲測定で代用できねーか?」と考えたのがコトの始まり。


メタボリックシンドローム診断基準検討委員会(動脈硬化学会、糖尿病学会、高血圧学会、循環器学会、腎臓病学会、血栓止血学会、内科学会の8学会)で「内臓脂肪100平方センチであろう腹囲は○○cm」を決めるだけの話だったのですが・・・


日本「男性85cm、女性90cm以上は内臓脂肪100平方センチとする」
IDF*1「おい!ちょっと何言ってんのよ、日本さん。なんで男性の方がきびしいのよ」
日本「(゚Д゚)ハァ? 」
IDF「だいたい85cmって日本の中年男性の平均値じゃねーかよ。」
日本「うるへー(゚Д゚)」
IDF「アジアはみんな男性90cm、女性80cmよ。・・・まあ今回は男性85cmでもいいからさ」


ちょっとだけ時は流れ


IDF「やっぱり、おたくら変。男性が女性よりも腹囲を絞らないといけないなんて変」
日本「知らんがな(゚Д゚)」
IDF「おめーら、ちゃんと人数とってやってんだろうな」
日本「ごちゃごちゃうるせーな。日本は日本で基準つくってんだよ」
IDF「基準つくれるのかこのイエロー・モンキーが!」(ここら辺から嘘です)
日本「ピザでもくってろ、ヤンキー」


と、多分こんな感じになっており
IDFが「もう、俺らが基準つくってやったの使えよ」と、8学会を放置したのが上の記事でございます。


ただ、かなしいことに、IDF(国際糖尿病学会)に対し、ADA(米国糖尿病学会)とEASD(欧州糖尿病学会)が「内臓脂肪100平方センチって基準自体あってんの?そもそもメタボリックシンドローム自体がうさんくさいんだけど」と言い始め、もう、わけわかめです。が、来年から特定健診はじまるので、がんばろう♪

*1:*IDFさんは、国際糖尿病学会さんです