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毎日新聞大阪本社社会部デスクの開き直り


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大阪保険医雑誌5月号より

毎日新聞砂間裕之
要するに異常が起きたらすぐに検査して、すぐに処置して、救命するのが理想ですよね。周産期救急もそうですが、小児救急もそうです。われわれが求めているのはそういう体制なんです。確かに担当の産科医は電話をかけまくっていました。原稿にも書いてあります。それを承知の上で、ただシステムが整っていないから、6時間も検査あるいは処置するまでに時間がかかってしまったということの象徴として「6時間“放置”」という見出しをつけたのです。


○対談者
「6時間“放置”」ということが、体制を整えられていなかった言葉として、あなたたちは捉えられますか。「放ったらしにしていた」という意味でしか読者は受け取らないですよ。言葉を武器にする職業であるはずのあなたたちが、そのような見出しをつけるのは、医療に対して何らかの悪意を持っているように感じます。


毎日新聞砂間裕之
体制が問題であって、検査をするまでに6時間かかっているのは、それはご家族からしたらやはり放置でしょう。


○対談者
だから、ご家族の立場に立って話をするのは、中立公正ではない。体制が問題というならば、もっと冷静に中立的な記事を書くべきではないですか。


毎日新聞砂間裕之
いえ、奈良県内の周産期医療体制、救急体制がどうなっているのかということからすれば、これは明らか放置であるわけです

毎日新聞砂間大阪本社社会部兼科学環境部デスク・・・完全な開き直りです。


>確かに担当の産科医は電話をかけまくっていました


としておきながら、


>象徴として「6時間“放置”」という見出しをつけた


事実じゃないとわかっていたけど、センセーショナルにしたかったので象徴として放置にした。これって完全な開き直りですよね。


さて、毎日新聞社が一応高らかに宣言している毎日憲章

真実敏速な報道公正な世論の喚起を期する」
「社会の公器としての使命を貫徹する」
「社会正義に立脚し自由、人権、労働を尊重する」
「民主主義に即して文化国家の建設を推進する」
「国際信義に基づき世界平和の確立に寄与する」

事実と違うけど象徴として、センセーショナルな見出しをつけるのが「真実敏速な報道」なんでしょうか?
医療バッシングを続けるのが、「公正な世論の喚起」なんでしょうか?
大阪本社社会部兼科学環境部デスクのレベルが逆ギレ開き直りしているようなレベルだから、西山事件起こしたり、アンマン国際空港でカメラマンが爆弾テロ事件起こしたり、自社の社長が誘拐されたときは「社長の安全を考えて報道しなかった」と事件を隠蔽し企業としての説明責任を果たさなかったりできるとは思うんですが。


◇参考情報
奈良「産科たらい回し」報道 マスコミの異常「医療バッシング」 J-CASTニュース