本日(2007年9月12日)、突然 安倍総理が辞任を表明しました。もう、わかりきっていることなのでニュースソースなしです。
本間政調会長 | 辞任(官舎に愛人と同棲) |
佐田行革大臣 | 辞任(事務所経費問題) |
松岡農水大臣 | 自殺(談合とナントカ還元水) |
久間防衛大臣 | 辞任(原爆しょうがない発言) |
赤城農水大臣 | 辞任(事務所経費問題) |
と、小泉路線を引き継ぎ自民党をある意味?むしろ日本語としては正しい「ぶっ壊し」をつづけていた安部総理が辞任を表明しました。
参院選で惨敗しても、辞任せず
部下の不祥事には「責任は私にある」と言うだけで、責任は取らず
所信表明演説で「総理を賭して自衛隊派遣延長法案を通過させる」と発言したと思ったら
代表質問の直前に「辞任する」という
常に想像の斜め上をいっていた方はおいといて
ここで、うちらの親分、厚生労働省に目を向けてみよう
柳沢厚労大臣は失言多かったのか改造内閣で外され・・・
武見副大臣は参院選で負けこちらも外されて・・・
・・・こちらも内閣に負けないボロボロ加減
と思っていたら改造内閣では自民の「切り札」?東大法学部首席卒で政治学者の舛添要一氏を大臣に大抜擢。
官僚も「論客だから気が抜けない」と「柳沢に失礼だろそれ発言」をし
「どんな厚労行政をやるのか」「虻がでるか蛇がでるか」(ん?)と日本全国の保健医療福祉関係者が様子を見守ろうとしていたら
2週間で終わっちゃいました。
でも2週間でも何かやっただろうってことで、そんな彼の大臣としての実績をまとめてみました。
全般
- 遠藤農水大臣が1週間で辞任、「内閣改造で新鮮な感じだったのに1週間で辞任とは残念」と
- 九州厚生局長が金品受けるとるの件で、「もらうこと自体がおかしい」「公務員倫理法違反だ」と批判
労働
- ホワイトカラーエグゼンプション法(残業代ゼロ法)を「家族だんらん法」に言い換えるように指示
年金
- 浮いた年金問題で、「命がけで日程通りに照合する」と
- 浮いた年金問題で、「照合作業の経費は社保庁の無駄な資産を売ればいい」と
- 年金横領事件で、「刑事告発する」と発言するも、「時効だから刑事は無理」と
- 年金着服事件で、「市町村が伏魔殿、盗人は最後の一人まで探し出せ」と
- 企業年金連合会の未払いに対し、「民の自己責任だが、問題が大きいので報告義務化」と
- 基礎年金の国庫負担引き上げの財源について、「財源は消費税引き上げがいいと思う」と
- 年金、健保、介護をまとめた社会保障カード導入を表明
- 年金の財源について、「ボランティアで老人介護をやった分を地域通貨でためて、老後に使えば税金を使わなくても済む」と
- 年金一元化について、「長期的にはそれがいいと思う」と
医療
- 救急搬送問題で、奈良県に改善するように指示
- 救急搬送問題で、全国知事会と定期協議を開催することへ
- 救急搬送問題で、広域連携整備に対し、「厚労省も支援する」と
- 産科医不足に対し診療報酬をあげるように指示
- 妊産婦健診について、無料で行う妊産婦健診を現行の5回から10回をメドに増やすことを表明
- 助産師不足について、「しっかり増やしたい」と
- C型肝炎の訴訟団の面談要請に対し、「他の疾患も大切、C型には会うが他には会わないとなったら問題」なので会えないとたらい回し
- 原爆症の基準と救済案を年度内にまとめるよう指示
- ムコ多糖症の新薬について、薬事・食品衛生審議会の答申前に「10月承認へ」と異例の見通し発表
ほとんど、発言集になっちゃいました。だって在任2週間だもの・・・
まさか総辞職になるだろうとは思っていなかった9月10日の公式サイトでのコメントもつけときます。
厚生労働大臣就任から2週間
8月27日に、全く予期していなかった入閣という事態になってから、2週間が経つ。
この間、毎日のように、厚生労働大臣が所管する分野で事件や事故が起こり、その対応に忙殺されてきた。
このHomepageの更新ができなかったのも、それが理由である。
今日から臨時国会が始まる。身を引き締めて、国民の負託に応えたいと思う。
政治の原点は、一人一人の命を守ることであり、国民の目線を忘れないことである。
年金問題、社会保険庁改革をはじめ、難問が山積している。
一つ一つ着実に解決していく方針であるが、もとより大臣一人でできる仕事ではない。
国民の皆様のご協力が不可欠である。
All Japan でこの国を変えていきたいと思う(2007年9月10日)。
>今日から臨時国会が始まる
始まりませんでした。残念です。このことも「全く予期していなかった」と思うと