「あなたも杉並ウエストサイズ物語の主人公に」という微妙なキャッチコピーで実施されていた杉並区の内臓脂肪症候群予防推進事業ですが
「ネットで自身の健康チェック」というコーナーが、なかなかでした。
慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室がつくった生活習慣病予防コンピューター診断「ライフチェッカー」と女子栄養大学健康情報科学研究所が開発した食生活診断システム「フードチェッカー」が、無料で受けられるようになっています。
ライフチェッカー編
全国ガン調査、循環器疾患調査、健康診断調査などの精細な疫学統計資料を利用し、ライフスタイルから、健康リスクファクターを見つけ出し、また疫学情報から、そのリスクの度合いを表示してくれるようです。
ということで、架空の男性「杉並杉夫さん」を仕立て上げ、入力してみました。
入力項目は、喫煙の有無やアルコール摂取量、性格、運動、健診結果(心電図と血糖のみ)などで全部で10分弱ぐらいです。
で、最後のボタンをポチッと押してみると・・・
このような形で、健康年齢や三大生活習慣病リスク、ライフスタイル改善への提案などが表示されます。
フードチェッカー編
問診に答えていくことで、毎日の食事が自分にとって、丁度よい量なのか、また、バランスの取れた食生活になっているかを分析し、健康的な食生活に向けての具体的なアドバイスを行うとのことです。
ここでも架空の男性「杉並杉夫さん」に登場していただきました
入力項目は、乳製品・卵・魚・肉・大豆・野菜・果物・油脂・アルコールの摂取頻度。主食・間食・飲み物・食生活・運動習慣・・・と、ライフチェッカーの倍ぐらいの項目を入力し
最後のボタンをポチッと押してみると・・・
フードチェッカーは健康年齢ではなく、A-Dの5段階評価を出してきます。杉並杉夫さんは「D」でした。
<嗜好品に関して>(菓子・アルコールの合計点数=2.0点以下を目標にしてください)
嗜好品をだいぶとり過ぎているようです。嗜好品のとり過ぎは食生活全体のバランスを崩します。嗜好品は合計点数以下になるように大幅に減らしましょう。
と、アドバイスを受けています。(1日ビール2本、日本酒2合、菓子パン食べまくりにしてみました)
標準的な健診・保健指導プログラムに沿った内容ではありませんが
気軽に受けることができるので、健康教室などで紹介してみてもいいかもしれませんね
◇参考リンク