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薬害C肝、厚労省の調査は「医療機関への責任押しつけ」?


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薬害C型肝炎:感染者リスト放置 「病院の告知なし」 厚労省、原告からヒアリング 毎日新聞(2007.11.27)

血液製剤の投与でC型肝炎に感染した418人分のリストが放置されていた問題で、厚生労働省の調査チーム(主査・西川京子副厚労相)は26日、薬害肝炎訴訟の原告2人から感染の経緯などをヒアリングした。患者への感染告知について、厚労省は「医療機関が伝えている」との立場だが、2人は「投与された病院からの告知はなかった」と、否定する証言をした。


非公開の聞き取りに応じたのは、出田妙子さん(49)と桑田智子さん(47)で、終了後に会見した。2人は出産時に投与された血液製剤で急性症状が出たが、産科医から肝炎の事実は知らされず、後日の受診で分かった。出田さんは病状について十分説明を受けなかったため病院に10年以上行かなかったことを説明し「症状が出た時に教えてもらえれば、治療できていた」と訴えたという。


また桑田さんは、この日、西川副厚労相らから「国が患者の情報を集めるのは個人情報保護法の問題がある」などの発言があったとして、「責任を医療機関に押し付けている意図を感じた」と感想を語った。

厚労省はリスト放置しておきながら、責任を医療機関に押しつけようとしているようです・・・

舛添厚労相も10月23日の閣議後記者会見で「国も製薬会社も誠意もって取り組むと言っているのに、医者は儲けに響くからと協力しようとしない」とトンデモ発言していましたが*1、すべて、医療機関の責任にしようとしているのでしょうか・・・厚労相は。(社保庁職員保険料横領事件でも「市町村職員の方がもっと横領している」と他者批判しかしていない大臣様だから、こんなもんなのかな・・・)