◇カイロ騒音公害深刻、生命の危険も AFP通信(2008.2.4)
エジプト国立研究所(Egyptian National Research Centre、NRC)が2007年に行った調査によると、カイロ市内中心部の生活空間における騒音レベルは平均90デシベルに達し、70デシベルを下回ることはなかった。これは、工場で一日中過ごしているのと同じ。
「カイロに関して特筆すべきは、騒音レベルが通りや時間帯にかかわらず、常に環境保護局(EPA)が定めた基準を大幅に上回っているということだ」とNRCのMustafa Ali Shafiye氏は指摘する。
記事によると、カイロがここまでうるさい一番の理由は「住宅地と工場地区がごちゃまぜなため」とのこと。
さて、カイロ大学の博士に「一日中、通りにいるような職業の人(警察官など)は、深刻な状態になりかねない」と言われているカイロの状況ですが
騒音デシベルで表すと「朝の7時半から90dBを記録し、平均も90dB、最小値も70dBを切ることはない」
ちなみに、都内の道路(昼間)で、もっともうるさいのは
の4箇所が、最高の77dBですので、夜中でも、この4箇所(昼間)ぐらいの音が街中に響いているということになりますね。
とは言っても、道府県民にとっちゃ、「柿の木坂」と聞いてもピンとこないので、わかりやすい資料を探してみました。
このサイトによると、平均値である90dBの目安は「機械作業場、空調機械室、印刷工場内」。
最小値の70dBは、「劇場、百貨店、銀行のロビー、騒がしい事務所」となっています。
なお、他のサイトでは90dBの欄に「大声での独唱」とありましたので、ジャイアンのリサイタルが常に行われ、どこからでも聞こえてくるのが、カイロということになります。
たしかに深刻な影響がでそうです_| ̄|〇