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いわゆる「インターネットカフェ難民」を都が支援へ


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「ネットカフェ難民」を支援−東京都 CBニュース(2008.4.22)

東京都は4月25日、失業したり、不安定な雇用形態で就業したりして、インターネットカフェや漫画喫茶などに寝泊まりしている“ネットカフェ難民”と呼ばれる人を対象にしたサポートセンター「TOKYO チャレンジネット」を開設する。健康、医療に関する相談業務や就職先のあっせんなどを行うほか、60万円を上限に住居の確保や生活に必要な資金を無利子で融資する。都によると、“ネットカフェ難民”に限定した相談窓口の開設は全国で初めて。
東京都の報道発表資料によると
インターネットカフェや漫画喫茶等で寝泊りしながら不安定な雇用形態で就業する住居喪失者を支援し、安定した生活への促進を図る」ことを目的とした事業のようです。

さて、その支援の内容ですが「生活相談」「居住支援」「就労支援」の3つからなっており

1.生活相談業務
 「生活相談」(生活・健康・就労状況の把握とアセスメントと指導)と
 「アウトリーチ相談」(ネットカフェや居住相談支援で提供した家などに出向き相談・フォローを行う)

2.居住相談業務
 賃貸物件の「情報提供」「契約にむけての支援」「敷金礼金の貸付け」

3.就労相談業務
 面接や履歴書の書き方の指導、ハローワーク職員と連携した支援

などを行い、「安定した生活へ移行できるようにする」ようです。
生活相談業務の「健康相談」については、保健師が行うとのことでした。

また、多重債務については、弁護士による法律相談も実施するようです。

詳しくは、下記リンク先の都の報道発表資料をご参照ください。

◇関連リンク
住居喪失不安定就労者サポート事業におけるサポートセンターを開設します 東京都福祉保健局(2008.4.15)
別紙「住居喪失不安定就労者サポートの業務について」