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保健師のまとめブログ

保健師が気になった情報をまとめています。

メタボ基準、女性の腹囲90cmは感度45%・陽性的中率61%


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議論呼ぶメタボリックシンドロームの診断基準 女性の腹囲90cmの根拠とは?(要会員登録) 日経メディカル(2008.6.3)

次に、内臓脂肪面積100cm2に相当する腹囲を、今度は男女別に求め、女性では92.5cmだったことから、基準としては90cmが適切とされた。しかし、90cmをカットオフ値として論文のデータをあてはめると、検査としての感度は45.2%、陽性的中率は60.9%となり、いずれも低かった(数字は論文の図を編集部で読んだ推定値)。
言い換えれば、内臓脂肪面積が100cm2の人の5割以上を見逃し、逆に、拾い上げた人の4割が、実は100cm2に満たなかったことになる。

腹囲 男性85cm、女性90cmがカットオフ値となっているメタボリックシンドロームの診断基準ですが(メタボの診断基準と「そもそも論」(2007.11.30)参照)、日経メディカルオンラインの記事に「腹囲:女性90cm」の感度と陽性的中率(編集部推定値)が掲載されていました。「感度は45.2%、陽性的中率は60.9%」ということですが、これらの意味は

  • 感度:45.2%

→内臓脂肪100cm2の5割以上を見逃している

  • 陽性的中率:60.9%

→90cm以上で引っかけた女性の4割は、内臓脂肪が100cm2未満


ということです。記事にもありますが、日本内科学会では

メタボリックシンドローム診断基準についてのステートメント 日本内科学会(2008.4.3)

しかしながら、それぞれの基準値(腹囲の数値、血清脂質、血糖値、血圧)の問題など、診断基準についてはさまざまな議論がある。本学会としては現時点で直ちに変更することはないものの、今後、新たな疫学研究および臨床研究を踏まえて科学的検討を行うこととする。現在、定期的に関連学会の合同会議をもつことによって、その作業を進めている。

と、「科学的に検討する」と言っているため、今後、「女性の腹囲90cm」が変更になる可能性はありますね。