◇やせている人でも生活習慣病になる危険 読売新聞(2008.6.15)
感染症の検査などに使われ、心筋梗塞との関係も指摘されている「CRP」という血液中に含まれるたんぱく質と、メタボ健診の診断項目である、肥満度、血圧、血糖、脂質との関係を調べた。1.やせている人は、適正体重や太めの方よりもCRPが高値の割合が多いCRPの値「0.2mg/dl」を基準に、それより高い人とそれ以下の人に分けて、腹囲を除く2項目以上が、メタボの基準を上回っている人の割合を調べたところ、CRPの高い人は、低い人より男女合わせて1.7倍ほど高かった。
肥満度との関係では、男女とも肥満の場合、適正体重の人よりCRPが高い人が多かった。また、男性では、「やせ」の人でもCRPが高い傾向があった。例えば03年度の場合、CRPが高かった人は、適正体重が18.2%なのに対し、肥満が21.9%、やせが27.7%だった。
2.CRPはCHD(冠疾患)との関係が指摘されている
3.従って、やせている人も心筋梗塞などの生活習慣病に注意
という、流れのようですが、CRPってCHDイベントの予測マーカーとして使えましたっけ?
「CRPがCHDの診断に有用である(冠疾患になると、CRPが有意に高くなる)」とは聞いたことがあるのですが・・