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額賀財務相「戦後貧しい時代はハングリー精神で頑張った」


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医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟が、医学部定員増などを盛り込んだ「決議」を行ったということで、大臣への申し入れを行ったのですが、m3.com編集部も同行されたようです。


その記事がm3に掲載されていたので、一部引用します。


◇6/23号 「本当は逆じゃないのか」と言った大臣は誰?(要会員登録) m3.com Concierge

民主党の足立議員(消化器外科医)
「外科医の数は減少し、ここままでは外科医不足で、本来なら治せる癌も治せなくなってしまいかねない」「患者がアジアなどに治療に行かざるを得ない事態も」


額賀財務相
「本当は逆じゃないのか。アジアの人たちが、日本に医療を受けに来たり、日本の医師が他の国から呼ばれて行ったりするくらいのレベルにしないと」


自民党の尾辻元厚労相
「そのためにはお金がかかる」


額賀財務相
「お金が全然なくても困るが、お金があれば何でもできるわけではない。戦後、貧しい時代にはハングリー精神で人々は頑張った。豊かになると人間の心理は緩む」

「医療が大変なのは理解している」「医師への尊敬の念が薄れつつある」と言った発言もあったようですが、本心は最後の発言でしょうか。


「医療費があれば何でもできるわけではない、医療費が増えると医療従事者の心理は緩む」とでも、言いたげです。


要は、「医療が大変なのはわかるが、金は出さん。出したら医療従事者は頑張らなくなってしまう。ハングリー精神で頑張れ」という考えのようです。