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今度は「安心と希望の介護ビジョン会議」設置へ


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舛添厚労相の肝いりで始まった「安心と希望の医療確保ビジョン会議」。先日、ビジョンがまとまり、7月17日には、ビジョンの内容を施策化するための具体化検討会が初会合を開かれたのですが、今度は「安心と希望の介護ビジョン会議」を設置するそうです。


閣議後記者会見概要(H20.07.22(火)10:28〜10:38 省内会見場) 厚生労働省(2008.7.22)

(記者)
「安心と希望の介護ビジョン」なのですが、来年度の通常国会で制度改正に絡むような話にはお考えなのでしょうか。


(大臣)
基本的には、介護の現場における働く人達の処遇が非常に悪いということで離職率も高まっているし、なかなか人材確保が難しいということで、年末に介護報酬の改定がありますから、できればそれを上げたいと思っております。ただ問題は、介護保険料も上げざるを得なくなりますから、その意味合いをどうするかが一つの大きな課題です。後は、やはり現場を見て、遠距離介護でこういう問題があり、それから、在宅ではこういう問題がある、施設介護ではどういう問題がある、それは具体的に現場を見ていって、「安心と希望の医療確保ビジョン」で行った時のように大きな方向性を出した上で具体化作業を進めていくということですから、その具体化作業で必要な法改正があればそれはやるということです。

医療確保ビジョンには「政府・厚労省の権限を拡大せず現場を重視する」と記載させ、会見では、「救急医療対策はハコモノじゃダメ、医師に手当を」「総理命令で厚労省を抜本的に改革せよ、という指示が来ている。現場の声を聞かないで、霞が関で机に座ってはダメ。技官が1〜2年でも臨床をやって役所に戻る。逆に臨床の先生方が1〜2年でもいいから、厚労省に来て行政に携わる。こうした人事が必要なのではないか」「審議会が多すぎる。中身も無責任体質だ」と事務方と喧嘩しそうな勢いの舛添大臣ですが


(そういや、医療確保ビジョンの記者会見は、「厚労省幹部による会見」と「大臣による会見」と別々に開かれており、「異例」と言われています)


この流れだと、介護ビジョン会議も、すごいことになりそうですね。(今のところ言い意味で)


◇参考リンク