ウィーン市の病院ではクロックスは禁止です

◇人気サンダル「クロックス」、病院内では禁止へ ウィーン市当局　AFP(2008.8.13)

【8月13日 AFP】オーストリア・ウィーン（Vienna）市当局は12日、同市内の病院で人気の樹脂製サンダル「クロックス（Crocs）」を履くことを禁止する方針であることを明らかにした。市内の病院では看護師などがクロックスを履いている姿がよく見られるが、患者への安全性の問題があるという。

日本ではエスカレーターに巻き込まれる事故が問題になっているクロックスですが

↑こんなヤツです。

オーストリアのウィーンでは、市当局が病院スタッフのクロックス着用を禁止しました。
「穴が空いているから針刺しとか感染の危険性がありスタッフが危ないから」という理由ではなく、患者さんを守るため。

どうして、クロックスが患者さんの安全性を脅かすかというと

　　　クロックスには帯電防止性がない
　　　　　　　　　　　↓
　　　院内の精密機器に障害を起こすかも
　　　　　　　　　　　↓
　　　そしたら、その機械が爆発するかも

という可能性があるからだそうです

禁止が徹底されるのは、ORやICU、放射線科、HD室などの精密機器を取り扱う場所とのこと。
このような場所で業務されている方は、足下に注意してみてはいかがでしょうか？

白っぽいクロックスっぽいナースシューズをカタログで見た気もしますし。