ドイツの疾病管理プログラムで、ちょこっと触れた「ディジーズ・マネージメント(疾病管理)」という概念。
詳しい解説が医学書院さんの「週刊医学界新聞」の2004年2月9日号に載っていました。
ディジーズ・マネジメントが目標とするものは,特定の疾患について診療ガイドラインをベースに,医療提供者,患者,住民への働きかけを行ない,保健医療コストのコントロールとサービスの質の向上を実現しようとするものである。
わが国においても,保健医療コストのコントロールは重要な課題であるが,診療報酬点数の操作などの医療費コントロール策だけでは,コストコントロールと質の向上を同時に達成することは困難であり,生活習慣病の増加にあわせ,個別疾患に焦点を当てたディジーズ・マネジメントへの関心が高まってきている。
なんとなくですが、保健師に将来関わってきそうな、覚えていた方がよさそうな概念だと思いますので、シリーズ一覧のリンク先を貼っておきます。
◇ディジーズ・マネジメントとは何か?
- 第1回 ディジーズ・マネジメントとは
- 第2回 ディジーズ・マネジメント・リーダーシップ・フォーラムに参加して
- 第3回 ディジーズ・マネジメントの実際:プログラムの展開方法について
- 第4回 ディジーズ・マネジメントの事例(1)ジョスリン糖尿病センターでの実践から-
第5回 ディジーズ・マネジメントの事例(2)多様な環境における適用(前編)
- 第6回 ディジーズ・マネジメントの事例(2)多様な環境における適用(後編)
- 第7回 ディジーズ・マネジメントの事例(3)日本での実践:職域での取り組み
- 第8回 ディジーズ・マネジメントの事例(4)日本での実践:DM会社の取り組み
- 最終回 これからの日本におけるディジーズ・マネジメントの展開
あと、損保ジャパン総合研究所の報告書も