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Ai(死亡時画像診断)を試験的実施へ


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厚労省、CTなどで遺体診断 医療事故調査で試験的実施 47NEWS(2008.8.27)

厚生労働省は27日までに、医療事故死が疑われる患者を対象に、コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)を遺体の画像分析に転用して死因を解明する方法を、今秋から首都圏の大学病院などで試験的に実施することを決めた。

Ai(Autopsy imaging)といえば、導入の必要性を訴えている海堂尊先生の著書「チーム・バチスタの栄光」でも、重要となってくるシステムですが


▽映画版はこんな感じ(10月からドラマがはじまるそうです)


厚生労働省が試験的実施を決めたそうです。


Aiのメリットや限界については、読売新聞の解説記事が詳しいですので、ご参照ください。


死亡時の画像診断(Ai) 読売新聞(2008.3.14)

見逃した死因 明らかに


人が亡くなった時、本当の死亡原因というのは、病気の経過や外見からでは意外とわからないものだという。診断の適否や治療の効果、死因をはっきりさせるために、遺体をCT(コンピューター断層撮影法)撮影して調べる取り組みが注目されている。遺族側にとっては、画像を基に納得のいく説明が受けられ、「医療事故か」という疑いの検証や事件の解明に役立つほか、死に至る病態の研究によって治療法の開発へつながる期待もある。(田村良彦)