◇広がる カラーバリアフリー 案内表示に県が義務化検討 東京新聞(2008.10.30)
県内の駅や公共施設の案内表示などで、色覚障害者に配慮した色使いをする「カラーバリアフリー」の取り組みが徐々に広がっている。しかし、こうした考え方は一般的になっておらず、県は新設される福祉・商業施設や共同住宅などで、案内表示のカラーバリアフリー化を義務付けることを検討している。
色の組み合わせによっては、見にくかったり・区別がつきにくかったりすることがあります。
例えば、「充電中はオレンジ→充電完了後はグリーン」と色に意味を持たせることがありますが、D型色覚・P型色覚の場合、充電中のオレンジと充電完了のグリーンが同じようにみえる場合があります。
(出展ITmedia News:「カラーユニバーサルデザイン」って知ってますか?)
このような、色の見え方の違いに注意した色遣いを考えていこうというのがカラーユニバーサルデザインですが、神奈川県では、学校や病院、商業施設、共同住宅(集合住宅)などを新設する際に、標識や案内板を「カラーユニバーサルデザイン化することを義務づける」ことを検討しているようです。
公共施設だけではなく、民間が設置する建造物についても対象としているのは、すごいですね。
◇参考リンク
○「神奈川県ユニバーサルデザイン推進指針」について 神奈川県