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保健師のまとめブログ

保健師が気になった情報をまとめています。

二階俊博経済産業大臣、閣議後記者会見(2008.11.11)

医療崩壊と報道

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「救急搬送で病院間のコミュニケーションがうまくいかない現状を、ITを使って解決できないか」という、舛添厚労相からの呼びかけで、厚労相経産相が会談を行ったのが2008年11月10日。


その会談の場で「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」と、なんとも言えない発言(正直、馬鹿な発言とかアフォな発言とか、トドメを刺した発言と形容したいですが)をしたことで、医療業界で一気に知名度が向上した二階俊博経済産業大臣ですが
二階俊博経産相「医師のモラルの問題。人手不足は言い訳」 - 保健師のまとめブログ2(2008.11.12)


翌日11月11日に行った閣議後記者会見で、この会談についても触れていました。


二階経済産業大臣の閣議後大臣記者会見の概要 平成20年11月11日 経済産業省

昨日ご承知のとおり、舛添厚生労働大臣とお話し合いをしまして、私が厚生労働省を訪問し、妊婦救急患者の病院受け入れ問題に対応するために、経済産業省として、厚生労働省と連携をしていかなる対応ができるか、つまりIT技術を活用した対策を講じていくことで両大臣の間で意見が一致したものであります。これからは医療現場の実態について、厚生労働省からよく実情をお聞きしながら、スピード感を持って対応し、実践的に全国のモデルとなるようなものを早急に開発したいと思っております。病院等現場の積極的なご協力もいただき、また医師、看護師、その他医療関係に従事する人たちのご意見等を伺いながら、この問題について、国民はいら立ちを覚えているわけでありますから、スピード感を持って対応するように、厚生労働省とともに協力をしてまいりたいと思っております。


今後の具体的なことでありますが、昨日厚生労働省へ私もお伺いをして、担当局長等とも、お互いに若干の意見交換をしたわけでありますが、早急にそれぞれの担当課長、室長のレベルで、既に相談は始めているわけでありますが、これを加速して具体的な結果が得られるように、話し合いを始めていくということで、両大臣で意見が一致しておりますので、これに積極的に取り組んでいきたいと思っております。効果的な情報システムを構築するためには、まずは厚生労働省と協力して、現場の実態を把握する。ニーズをよく理解することが重要であり、これこそ互いに協力して、早期に成果を出せるようにしていきたいと思っております。


(介護ロボットの開発促進に取り組みたいとかいう、介護危機になんら貢献しない内容なので略)

Q: 厚生労働大臣と昨日一致されたという情報システムの構築なのですが、早急にというお話なのですが、これは例えば年内にも何か何かしらの成果とか、何かそういった時期的な目途がありましたらお願いします。


A: まず、厚生労働省経済産業省がロボットの問題について、前々から両省ともに頭の中にはこういうことは考えておったと思うのですが、具体的に我々が積極的に厚生労働省へ乗り込んでいって、一緒にやりましょうということを約束したということは、初めてのことだろうと思います。ですから、いまお尋ねのように、昨日申し込んでおいて、今年年内にちゃんと結論を出すかというのも、これもちょっと急な話ですが、私の気持ちはご質問の趣旨と全く同じで、早く結論が出るように、そして特に先般の問題などは、大変な問題です。本当にお気の毒のことになって、お慰めの言葉もないわけであります。我々はせめてそうしたことに対して、政府として、あるいはまた厚生労働省、また経済産業省として、できるだけ早くいいシステムを構築して、これならば前よりも数段よくなったというような結果を導くために、これは全く年内と言わず、気持ちの上ではもっと早くというぐらいの気持ちを持っておりますが、あまり慌てさせて騒ぎ立ててもいい結果が出ませんから、ここはできるだけ早くということを穏便にと申し上げておきます。私は、経済界といいますか、このロボットの生産に携わっている各社、昨日は2社だけですが、既にこういうことに携わっている会社は何十社と中小企業を含めてあるわけですから、昨日の状況を見て、あれぐらいのことならばうちもできると、私が考えていたことはもっと進んだことを考えておったと思われる人もたくさんいらっしゃると思うのです。そういう皆様の奮起も期待しながら、早く立派なものができるようにしたいと思います。


大まかに申し上げて、我々が想像していた以上に進んでいるなという感じですが、早くいい結果が出るように、そして何といっても、あの機械が安く手に入る方法を考えなくてはなりません。もちろん、保険でどういうように負担を軽減することを考えるかということも、これは厚生労働省がお考えいただくことではあり、私はそれも大事でありますが、あれが量産されて、多く活用を販路が広がっていくことによって、私は必ずあの価格は半分、あるいは3分の1、もっと安くなるのではないかと思っておりますから、そういう意味でも多くの皆さんのご協力、ご理解が大事だと思っています。

>これからは医療現場の実態について、厚生労働省からよく実情をお聞きしながら
>まずは厚生労働省と協力して、現場の実態を把握する。ニーズをよく理解することが重要であり


って、実態・実情・ニーズを知らずに「医者のモラルの問題。人手不足だの忙しいだのは言い訳」と現役大臣が批判したわけですか・・しかも


>あまり慌てさせて騒ぎ立ててもいい結果が出ませんから


とか言ってますが、トドメと言ってもいいぐらい騒ぎ立てています。この「二階発言」は、医療崩壊史に記録も記憶もされるでしょうね。


「ほんと大変なことを言ってくれたな。この、二階俊博って政治家は」


という印象を持った方も少なくないのでは?


パンドラの箱を開けると、様々な災いが飛び出してきましたが、箱の中には「絶望」が残っていましたとさ。