◇さわってわかる歯みがきの本 《歯周病編》 発行 大日本印刷(2008.11.6)
ライオン株式会社(社長・藤重貞慶 以下・ライオン)は、大日本印刷株式会社(社長・北島義俊 以下・DNP )と共同で、「点字」と「触図※1」を取り入れた、視覚障がい者の方に役立つユニバーサルデザイン健康読本「さわってわかる歯みがきの本《歯周病編》」を2008年11月8日(いい歯の日)に発行いたします。
この健康読本は、全国の点字図書館への寄贈や視覚障がい者の方を対象とする「歯みがき講習会」で活用する他、ライオン株式会社お客様相談室に電話や電子メール等でお申し込みいただければ、無料でお届けいたします。*1:「触図」は、視覚障がい者の方が触って理解できるように、絵や図を凹凸で立体的に表現したものです。盲学校など教育現場においては、従来から理科の実験説明図や社会科の地図などに「触図」が広く活用されていますが、生活に役立つ健康情報での活用事例は少ない中、ライオンとDNPは2004年から「触図」を採用した「さわってわかる歯みがきの本」を発行しております。
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ライオンでは、2004年から大日本印刷(株)と共同で、視覚障がいのあるかたにも役立つ、触図入りユニバーサルデザイン健康読本「さわってわかる歯みがきの本」を発行しています。
(略)
「さわってわかる歯みがきの本」は、全国の点字図書館をはじめ、盲学校、リハビリテーション施設などに寄贈しているほか、財団法人ライオン歯科衛生研究所が実施する「視覚障がいのあるかたを対象にした歯のお手入れ講習会」で活用しています。
「さわってわかる歯みがきの本」では
・背景や文字にはコントラストを強調した色を使う
・本文には弱視や高齢者のかたにも読みやすい「大活字」を採用
・同様の内容を「点字」でも表現
・内容をわかりやすく伝えるために触ってわかる「触図」を盛り込む
・点字と触図の印刷には、インクを立体に盛り上げる特殊技術を活用したシルクスクリーン印刷
・インクには紫外線で硬化する透明樹脂を使用しているため、通常の印刷文字に影響を与えない
・触って読む際の手指に配慮して、製本には金具を使用せず、紙を折り込んだ「折り製本」を採用
といった、配慮が盛り込まれているようです。