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マタニティーマーク、周知が課題


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【明解要解】男性への周知課題「マタニティーマーク」 MSN産経ニュース(2008.12.2)

少子化の中、認知度アップが重要


女性が妊娠していることを周囲に知ってもらう「マタニティーマーク」。政府の少子化対策と時期を同じくして各地で配布が始まった。だが、「マークをつけていても、電車で席を譲ってもらえない」のが大方の現実のようだ。妊婦を守るはずの切り札は、なぜ機能しないのか。

マタニティーマークとは、厚生労働省のサイトによると


マタニティマークとは?

・妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
・さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。

というものであり、外見からは判別し難い妊娠初期の妊産婦に対する理解を得ることを主眼としています。


Wikipediaの「マタニティーマーク」によると、1996年にフリーライターの村松純子さんが妊娠初期に妊産婦であることをアピールするためのマークとして発表した「BABY in ME」がその始まりのようです。



△BABY in MEマーク


以後、様々な団体や自治体が、それぞれのマークを作成されることになったのですが、地域・団体によってマークが異なることから、全国的な普及がそれほど進まなかったため、デザインの統一を求める声があがったらしく、恒例労働省が2006年に決定したマークが、「マタニティーマーク」です。



マタニティーマーク


ですが、前出のMSN産経ニュースの記事によると

調査でも同様の現実が浮かび上がる。妊娠・育児中の母親向けのネットサイト「ベビカム」がこの秋、女性1482人を対象にインターネット調査をしたところ、96・2%がマタニティーマークを「知っている」と回答。一方で、妊娠中にマークを着けた507人のうち40%が「電車で席を譲ってもらえなかった」と答えた。「一般には知られていない」(77・3%)ことがその背景になっているようだ。

とのこと。というわけで、この記事をここまで読んで下さった方は、「マークを知った」ということですのでおすまし、ご協力よろしくお願いしますm(__)m