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保健師のまとめブログ

保健師が気になった情報をまとめています。

日経BPネットの必読特集記事「メタボ対策はいま」


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日経BPネットの「食と生活と健康」という特集コーナーで「メタボ対策はいま」という連載記事があるのですが、特定健診・特定保健指導の関係者は、さらっと目は通しておいた方がいいかも的な内容です。


斜め読みして、気になった部分を引用。


メタボ対策はいま 第1回「特定健診・特定保健指導」の進捗状況と現場の評価を聞く 健診受託医療機関=「京都工場保健会」事業部長・橘 宏氏(1)

特定健診が義務化されているのはあくまで健保組合に対してですから、扶養家族の側から見ると、健診を受ける権利があるという形になっています。実際に健診を受けるかどうかは、本人の気持ち次第です。健診の案内は行っても、本人が申し込まなければ未受診になってしまいます。

ですから、扶養家族の受診率を2〜3割まで確保するということも結構難しい。さらに4〜5割まで受診率を上げるとすると、健保組合では、かなりの努力をしなければならないでしょう。例えば、案内を複数回するとか、特定健診の項目にプラスして、胃の検査とか婦人科のがん健診を付けるところもあります。力を入れているところでは、人間ドックまで実施するという健保組合もあります。

△未受診者対策。とくに扶養家族への特定健診受診は頭が痛い問題です。



メタボ対策はいま 第1回「特定健診・特定保健指導」の進捗状況と現場の評価を聞く 健診受託医療機関=「京都工場保健会」事業部長・橘 宏氏(2)

09年春の健診データが出る時期に、今年熱心にやった健保組合のデータが良くなったと分かったら、ほかの健保組合もこぞって動きだすでしょう。保健指導をやるメリットがあると判断できるわけですから。逆に、健診データがあまり良くなければ、動きは鈍いかも知れない。ですから、1年目の成績はものすごく大事だと思いますね。

△これが一番怖いです。「特定保健指導やったけど、効果ないじゃん」となったら、「積極的に推進しよう」ではなく、「義務化されているからやるか」となっていまいます。1年目はまだ「初年度だから」という言い訳も通りますが、2年目となるH21年度は、特定保健指導における保健師・栄養士の役割が問われる年になります。

−配偶者の受診率を上げるための取り組みはいかがですか。


橘 ホテルなどの会場を借りて、そこに100人くらいずつ集まってもらう。健診後に、セミナーとイベントのコーナーを別々に設けて、半数ずつの入れ替え制で両方に参加してもらう。セミナーでは、メタボや乳がんの話をする。イベントでは、協賛の企業に協力してもらう。例えばオムロンさんに血圧の測定機器を持ってきてもらって、測定したりなど楽しめるイベントをやって、帰りには、ちょっとしたお土産を持って帰ってもらいます。(略)今後も、こうしたセミナー&イベントには力を入れていきたい。とういうのも、保健指導では、旦那さんにだけ指導してもなかなかうまく行かないんです。奥さんを巻き込むことで、成果があがるケースが多い。

△検査値に大きな影響を与える食事。その食事のキーパーソンとなる方を巻き込むことが重要ですね。あと、オムロンさんなどの企業に協力してもらうのは興味深いです。任天堂さんにも参加してもらって、WiiFitを毎回1名にプレゼントとか、妄想が広がります。

−食事のカロリー制限をしよう、定期的に運動しよう、禁煙しようなど生活習慣の改善のためには、本人のモチベーションが大事ですが、その引き金は、個人によって違うと思います。優れた保健指導者は、その引き金の場所が直感的に分かる人だと思いますが、そうした点の教育は難しいですね。


橘 保健師同士で、保健指導の経験を共有することで、少しずつ教育効果が上がるのではと思います。

△「優れた保健指導者」・・耳が痛いですパンダ 難しいですが、そうならないといけません。せっかく時間をさいて保健指導を受けてもらったのですから。

−最後に、今回の特定健診・特定保健指導をどう評価されるか、正直なご意見をお聞かせいただけますか。


橘 (略)健保組合の負担が、協会けんぽ(旧政管健保健保組合を持たない企業の従業員で構成される)の負担を超えていけば、西濃運輸のように健保組合を解散して、協会けんぽに切り替えるという動きも増えてくるかもしれません。また、制度的に少し無理があった面もある。準備、やり方、現場の理解という意味では、拙速に過ぎた面もありました。ただ、メタボ対策が必要なのは確かですし、今回の取り組みで一定の成果は出てくると思う。体重コントロールをして内臓脂肪が減れば、血圧、血糖、中性脂肪などのデータが改善するというエビデンスも出ている。特定健診・特定保健指導をきっかけにして、体重コントロールに取り組む人が増えれば、メタボ対策に有益なのは確かでしょう。もっとも、メタボ対策さえやっていればいいと勘違いする風潮は問題ですね。がん検診も必要ですし、若い人も、やせている人も、健康管理は必要です。そこを勘違いせずに、メタボ対策に取り組む人が増えていって欲しいと思いますね。

△まさにその通りです。メタボリックシンドロームの本来の意味からすると、やせていても「血糖値が高め」とか「LDLがすこぶる高め」な場合は対策が必要な方はいます。また、特定健診にいっぱいいっぱいで、後回しになってしまっている感のある、タバコや癌対策も重要です。タバコや癌は、エビデンスもたくさんありますし、原因もはっきりしているものもあるため(タバコと肺がん・食道癌とか)、メタボ以上に取り組みの効果が見込まれるため、同じぐらいorそれ以上、本来はしっかりやっていかないといけないです。


(2)は、気になる内容だらけだったので、引用が多くなってしまった(´・ω・`)



◇参考リンク