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献血時無料検査に糖尿病の指標になるグリコアルブミンを追加へ


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日赤、来年3月から献血で糖尿病検査項目「グリコアルブミン」を追加 IBTimes(2008.12.17)

日本赤十字社は17日、来年3月中旬から、献血者全員に無料で実施している検査に糖尿病に関する検査を追加することを発表した。
(略)
糖尿病の血液検査は、空腹時採決の血糖値を測定する方法が一般的である。しかし、空腹状態で献血は、出来ない。そのため、食後でも数値に影響がない血糖コントロールの指標の内の1つ「グリコアルブミン」を測定項目に追加するという。


日本赤十字社が実施している「献血」ですが、希望者に対し検査結果を郵送してくれる「検査成績のお知らせ」というサービスがあります。


献血にご協力いただいたみなさまには 日本赤十字社

検査成績のお知らせ


血液センターでは、献血にご協力いただいた方々への感謝の気持ちとして、7項目の生化学検査成績を献血者全員にお知らせしています。また、成分献血・400mL献血にご協力いただいた方には、8項目の血球計数検査成績についてもあわせてお知らせしています。これらの検査成績はいずれも通知を希望された方を対象とし、献血後おおむね2週間程度で親展(書簡の郵便)にてお知らせします。

検査項目は、下記のような内容になっています。(茨城赤十字血液センターのサイトを参考に作成)

生化学検査(200ml・400ml・成分献血←全ての方が対象)

1.ALT(GPT)
2.AST(GOT)
3.γ-GTP
4.総蛋白
5.アルブミン
6.A/G(アルブミン/グロブリン比)
7.コレステロール

血球計数検査(400mlと成分献血が対象)

1.赤血球
2.ヘモグロビン量
3.ヘマトクリット
4.平均赤血球容積
5.平均赤血球ヘモグロビン量
6.平均赤血球ヘモグロビン濃度
7.白血球数
8.血小板数

今回、赤十字社が発表した内容は、献血者全員を対象に行っている生化学検査に、糖尿病の評価指標となる「グリコアルブミン」を追加するというものです。


グリコアルブミンについては、下記の記事をご参照ください。



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