保健師のまとめブログ

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医療とメディアについて考えてみる。で、あきらめた。


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先ほど、毎日新聞が、「新聞社としての信頼」を捨てていた件について書きましたが、私も今年になって(というか今月)いろいろと捨てました。


「マスコミは公平中立」「記者も、説明すれば理解できる」


こういった考えは捨てることにしました。マスコミは理解しませんし、理解する気もありませんし、理解することもできません。


「やる気もなければ能力もないのが、マスコミってものです」と実感。


いろいろ事例はありますが、例えば、この間のNHKスペシャル「医療再建 医師の偏在 どう解決するか」では、医療・行政・住民の「前向きなディスカッション」や医療メディエーターの件は、すべてスルーして、NHKの台本どおりの展開にして放送したようです。


そこら辺の内容はここに詳しいですが↓


◇参考リンク
「Nスペ「医療再建」の闇をあばく! 1〜3」-Web Clover NPO法人地域医療を育てる会のブログ
メディアに露出すると言うこと Nスペ「医療再建 医師の偏在 どう解決するか」@12/21 21:00-22:48→追記あり: 天漢日乗


気になった部分を抜き出してみた(天漢日乗さんより)

「番組収録中の討論で、番組の骨子が全く変わることはない」
「メディアに露出することとは 自分の発言を、メディアの都合良く編集されることを承諾したこと」

メディアに露出する覚悟があるのであれば、
 編集権はメディア側にある
ことを勘案して、取材に臨むのが基本だ。
大体、最初に取材にくるPDは
 人たらし
である。そうなるように訓練されている。
ヒトに取材を掛ける場合、
 取材対象に嫌われたら、番組そのものが成立しない
わけだから、ともかく、所期の目的を達するまでは、PDは、絶対に、出演交渉相手に
 悪い話
はしないものだ。PDは信用されるために
 相手の話をともかく聞く
のである。相手の話を聞いているからと言って
 相手の話を納得しているわけではない
のである。たぶん、あまりメディアの取材を受けたことがないと、
 話を聞いてくれているから、自分の意見に賛同してくれているのだろう
と誤解するのだろうな。はっきり言うが
 話を聞いていたとしても、話し手の意見に賛同しているわけではない
のだ。この辺りが、メディア取材をあまり受けたことのない人が陥りやすい誤解である。

「マスコミに近づいたら負け」ということでしょうか。


マスコミ報道の火の粉が自分に降りかかってこないように、そして、バッシングの火の粉が降り注ぐ場所には近づかないように


そんな気持ちですね。



◇関係がありそうな過去記事
毎日新聞「病院は受け入れ拒否で患者を捨てた」←いい加減にしろ(2008.12.27)
「低俗すぎる記事」事件に対する毎日新聞社の対応(2008.7.24)
NHKのディレクターさんとお話しする機会がありました(2008.3.6)