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「週7分の激しい運動」が糖尿病予防に効果あり?


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やる気成分が2mgぐらい増えます。

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厚生労働省の健康づくりのための「運動指針2006(エクササイズガイド2006)*1」では

生活習慣病予防のためには)
目標は、週23エクササイズ(メッツ・時)の活発な身体活動(運動・生活活動)!そのうち4エクササイズは活発な運動を!

と言っていますが(正直、メッツとかエクササイズってややこしいです)


Heriot-Watt Universityの研究によると「週に数分間、激しい有酸素運動をするのは、毎日30分間中程度の有酸素運動をするのと同様の効果がある」とのこと。(ただしこの研究は、生活習慣予防ではなく、糖尿病予防についてです)


30秒の全力自転車漕ぎ、糖尿病予防に最善かしれない!? 医療健康情報セルフケア&キュア

現在のガイドラインでは、毎日30分以上の運動を週5日することが推奨されている。「この内容では、時間がない現代人にとってやる気を維持しにくい。」と研究者は述べ、だからこそ、強度な運動を短時間することで、より効果的にインスリン感受性を改善できると予想しているという。

「それしか時間が取れないのであれば、毎週7.5分間の運動をし、有意な健康効果を得ることは可能。」と、今回の研究者のひとりであるHeriot-Watt University (英国エジンバラ)の Dr. James A. Timmonsは述べている。

今回の知見を基に、 Dr. Timmonsは、1回に30秒の強度運動(自転車、階段上がりなど)を4〜6回、週2日行うことを推奨している。ただし、この内容は、運動を定期的にしてはいないが、健康である20〜40歳の人に適切とのこと。糖尿病や心臓病の人は、医師の監督下で、少しずつ強度を増やすべき。


「1回に30秒の強度運動(自転車、階段上がりなど)を4〜6回、週2日」で効果があるとのことですが、かなり興味深いです。