イギリスの医師会（British Medical Association、BMA）の会合で、「肥満増加を抑制するためにチョコレートに課税すべきだ」という提案が一人の医師によってなされました。
◇英医師が「チョコレート税」提言、肥満防止効果はないとの批判も
【3月13日 AFP】英国で12日に行われた英国医師会（British Medical Association、BMA）の会合で、出席した1人の医師が肥満増加を抑制するためにタバコやアルコール類と同じくチョコレートにも課税すべきだと主張した。
早速、反対されています。
英国食品飲料連盟（Food and Drink Federation、FDF）のジュリアン・ハント（Julian Hunt）氏はBBCに対し、「そのような課税をしても、消費者の財布が軽くなるだけでウエストが細くなることはない」と批判。さらに「マスコミはこぞって取り上げるだろうが、『肥満税』に効果があるという証拠はない」と付け加えた。
ブリティッシュ・ジョーク？
結局、この提案はWest Dunbartonshire（ウェスト・ダンバートンシャイア州）の医師達による投票で否決されました。
◇Doctors reject chocolate tax plan Channel 4
A controversial proposal to campaign for a tax on chocolate to help curb obesity has been narrowly rejected by doctors.
Lanarkshire GP David Walker led calls for an increase in chocolate prices as a way of tackling weight-related conditions like diabetes.
But delegates at a British Medical Association (BMA) conference in Clydebank, West Dunbartonshire, voted down the plan by just two votes.
２票差って、ギリギリだったんですね（笑）
