ロスジェネ(ロストジェネレーション)とは、「失われた世代」、日本では「就職氷河期世代」(1970年〜1984年生まれ)を指します。
◇就職ロスジェネ、断固つくらない 首相、若者向け雇用対策で 日本経済新聞(2009.7.30)
政府は29日、首相官邸で若年雇用対策プロジェクトチームの初会合を開いた。失業率の悪化が続く中で、弱い立場にある若者のための対策を各省をまたいで立案するのが狙い。会合に出席した麻生太郎首相は「(就職氷河期に苦しんだ)ロストジェネレーションが2010年代に生まれることは断固避けなければならない」と述べた。
同プロジェクトチームは林芳正経済財政担当相の下に設置。内閣府が中心となり、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の担当者が参加して具体策を練る。
厳しい就職状況が予想される来年の新卒者のために、企業に採用抑制を避けるよう要請するとともに、学校での就職指導を強化するといった対策を検討する。一人ひとりに個別対応をする雇用支援や、介護・農業など今後の成長分野での働き口の確保なども図る。 (13:12)
「ロスジェネを2010年に作るな!」であり、現行ロストジェネレーションへの支援ではないのが気になりますが、他にも気になった点が。
介護・農業など今後の成長分野での働き口の確保
えっと、介護の業界は、介護報酬の引き下げなどの影響で
と言われている状況でして、そういった「資格持っているのに待遇・激務などにより働けない人がいる」という介護の現場を放置して
「ロスジェネに介護やらせばいいんじゃないの?足りてないんでしょ、介護職。」みたいな安易な発想はどうなんですかねー(´・ω・`)