「養護教諭とホメオパシー」(2008.10.15)で、「沖縄県養護教諭研究会・沖縄県養護教育部主催のDVD上映会」についてご紹介しました。こんなイベントです。
◇10/18沖縄県・宮古島にて「症状はありがたい」他DVD上映会開催! ホメオパシージャパン
10/18(木)沖縄県・宮古島にて、沖縄県養護教諭研究会・沖縄県養護教育部主催のDVD上映会が開催され、たくさんの皆様にお集まりいただきました。
「ホメオパシーからみた真の予防とは」と題して、とらこ先生の「症状はありがたい」他のDVDを上映後は、日本ホメオパシーセンター福岡本部センター長の古園井成子ホメオパスによるQ&Aが行われました。
>沖縄県養護教育部主催
の部分が、非常に気になったので、直接電話をかけて確認してみました。半年以上も前のことなので、うろ覚えですが、内容としてはこんな感じです。
*なお、「教護教育部」という名称の組織は、沖縄県にはありませんので、沖縄県教育委員会で養護教諭研究会に関わっている部署に電話してます。
内容
管理人 | 「(上映会について説明)沖縄県養護教諭研究会・沖縄県養護教育部主催とありますが、沖縄県が共催もしくは主催という形でこのような上映会を企画されたのでしょうか?」 |
沖縄県 | 「あーその件ですか、沖縄県養護教諭研究会より共催(ここらへんうろ覚え)依頼があったので、そのような形になりました。」(言い方からすると、他にも問い合わせがあったのかな) |
管理人 | 「講演を行ったホメオパシージャパンは、予防接種に対して反対されている団体ですが、共催ということは、教育委員会も「予防接種反対」ということなのでしょうか?」 |
沖縄県 | 「講演の中身までは確認していませんでした。予防接種に反対という講演だとわかっていれば共催していません。沖縄県としては、文科省の指導に従い、予防接種の勧奨に努めています」 |
といった感じ。行政としては、依頼書類の形式に問題がなく、団体としても養護教諭研究会というちゃんとした団体なので、受理したと思われます。が、名前を貸しておきながら、中身を確認しないとはいかがなものでしょうか。
公的機関が共催・後援した場合、「養護教諭研究会と県が共催したイベントに講師として呼ばれるんですよ。」とPRの材料として使われる可能性があります。これを見て「それなら安心だ」と思う方もいるかも知れません。もうちょっと詳しく確認した上で、共催・後援の名義貸しをして欲しいものです。
ホメオパシーな記事一覧
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- ホメオパシー助産師が提訴されることに(2010.7.11)
- あのホメオパシーが保険適用?(2010.2.18)
- JB PRESSで「世界で最も安全な医療」というタイトルでホメオパシーが紹介されていた(2009.9.2)
- 「養護教諭とホメオパシー」の後日談(2009.8.7)
- ホメオパシー的新型インフルエンザ対策(2009.8.6)
- 養護教諭とホメオパシー(2008.10.15)
- 予防接種に反対する養護教諭たち(2008.10.12)