糖尿病の医療費について、まとめているサイトがありました。
糖尿病の医療費の目安
このコーナーでは、糖尿病で開業医の先生にかかる場合を想定し大体の目安を示してみました。
薬を服用する場合、その医院で薬が出される場合と、処方箋をもらい調剤薬局に行ってもらう場合と二通りありますが、後者の院外処方の場合で統一して示します。院外処方の場合、薬剤師さんが調剤し、薬歴を管理し、他の医療機関から出ている薬との飲み合わせ等もチェックしてくれます。薬の副作用などの注意もより詳しく話してもらえることが多いと思います。より多くの人が関わることになりますので、医療費はやや高くなりますが、調剤薬局を利用する患者さんは今後増えてくると思います。医師の立場でも、診察に、より多くの時間をかけることができるようになるため、こちらの方式を採用する医療機関が増えてきています。
上記サイトでの試算は目安ですが、下記表ぐらいかかることになります。
CASE1:投薬なし(運動療法・食事療法のみ) | 年間医療費15万円 |
CASE2:クスリを1種類服用 | 年間医療費32万円 |
CASE3:インスリンと投薬 | 年間医療費44万円 |
CASE4:インスリンと投薬と人工透析 | 年間医療費500万円以上 |
グラフにすると、こんな感じ
CASE3になるとインスリンの自己注射、CASE4にもなると、週数回の病院通い(人工透析)と患者さんの負担も大きくなります。
投薬なしor内服薬1種類の段階でいかに悪化させずに維持改善するかですね。