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保健師のまとめブログ

保健師が気になった情報をまとめています。

看護協会vs病院団体 5対1看護体制導入案で

後期高齢者医療制度 看護行政・保健師情報

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次期報酬改定での「5対1」導入に「断固反対」―四病協(要会員登録) CBニュース(2009.7.28)

日本医療法人協会など4団体で構成する四病院団体協議会(四病協)は7月28日の総合部会で、日本看護協会(日看協)が2012年度の次期診療報酬改定に向けて看護配置「5対1」の導入を提案した場合、断固として反対する方針を確認した。総合部会後の記者会見で、日本精神科病院協会の山崎學会長が明らかにした。

これまでは、日中は看護師一人で2部屋(8人)とか3部屋・4部屋を担当し、夜間は3人で50床を担当→「急変が起きれば2人がかかりっきりになり、残り49人を看護師一人で看ている」というのが当たり前な状況でした。

が、49人を一人でなんて、どう考えても無理なわけです。

なので、急性期はより多くの看護師を配置できるようにしようと言うことでできたのが「7対1体制」(日勤帯は看護師一人が7人の患者さんを担当)。

7対1体制が導入された結果、何が起きたかというと・・中小病院から、7対1体制を採用した大きな病院への看護師の大移動が始まりました。そりゃ当然です。「49人を一人で担当できるわけがない、いつ医療事故を起こすか」と不安を抱えながら働いていたわけですから、労働者としては当然でしょう。

が、医師会と医療機関団体には非常に評判が悪いです。7対1を導入している病院に看護師が集まってしまったので、中小病医院は人材確保に四苦八苦。そして今回は、さらに進んだ「看護配置5対1」(日勤帯は看護師一人が5人の患者さんを担当)。というわけで、記事にあるような反応(断固反対)となったわけですが・・・

研修医と同じ流れなんですよこれ。「ちゃんとしたところで患者さんのために働き、能力を高めたいから、そこに行く」だけの話です。(たまに、7対1に反対している開業医が居ますが、患者のための医療をしたいからと開業したあなたと根っこは同じ考えです。)

医師会は、2009年に改正された保助看法の特徴のひとつである「卒後研修および機会確保の努力義務化」についても「努力目標なんだから卒後研修なんてやらないよ」と記者会見で表明していますが(「改正保助看法が可決成立へ。気になる点も。」参照)、ひとつだけ確かなのは、「3人で50人をみろ!。急変起きたら1人で49人をみろ!」とか「卒後研修は法律で義務づけられていないし、努力義務でしょ? 研修しません。配慮しません。」などと言っている病院には、看護師が集まらないということでしょうね。