掲載されている事例を読むと、2秒で嘘がわかりますね。
◇厚生労働省職員を装った不審な電話にご注意ください 厚生労働省
ケース1
市役所等の組織を名乗り、提出されるべき書類が提出されていないので、指示する電話番号に電話するよう伝え、そこに電話すると、「厚生労働省健康保険調査室」を名乗る者が応対し、健康保険の還付金があるような旨の話から、ATMに行って手続きをさせるというものです。
厚生労働省には「健康保険調査室」といった組織はありませんので注意していただき、そのような電話はすぐに切るようお願いします。
厚生労働省の本省がこういった「ATMに行って(以下略」といった実務的・雑務的なお仕事をするわけがありません。そういったのは出先や自治体、委託先のコールセンターに投げます。というわけで、明らかに不審ですね。
ケース2
「厚生労働省社会医療センター(又は厚生労働省医療保険センター、厚生労働省社会保険局)ですが、医療保険特別補助金○○円の請求期限が今日までなので請求手続を行ってください。」
(同様のケース)
「高額療養費の申請手続きが行われていません。銀行/郵便局のATMに行って電話をしてください。すぐに振り込みます。」「医療費控除の還付金があるので、銀行/郵便局のATMに行って電話をして下さい。すぐに振り込みます。」
厚生労働省の本省がこういった「請求期限が今日までなので手続きしてくださいね」という素敵なご案内をわざわざするなんてあり得ません。というわけで明らかに不審ですね。
ケース3
厚生労働省の職員を名乗る者から、「戦争で亡くなった方の年金で払いすぎた分がある。直接訪問するのでその際に返してほしい。」と、戦傷病者戦没者遺族等援護法に基づく遺族年金の受給者であった方の家族に電話があったものです。
厚生労働省の本省様がわざわざ家庭訪問までして回収するわけがありません。そういったのは出先や自治体に(ry