毎日新聞「病院側が増収策として意図的に土日をはさんでいる疑いもぬぐえず」

だそうですよ。

◇診療報酬改定：患者負担増と直結　複数科受診は再診料アップ　土日またぐ入退院、減額　毎日新聞(2012.2.11)

医療費抑制策としては、金曜の入院、月曜の退院を減らすことを目指す。

厚生労働省によると、金曜に入院した人と月曜に退院した患者の平均入院日数は１８日程度。これに対し、月〜木に入院、水〜土に退院した患者は１５日程度と３日ほど短い。金曜の入院や月曜の退院の場合、治療のない土、日をまたぐことが多く、入院日数が長くなると同省はみている。

病院側が増収策として意図的に土日をはさんでいる疑いもぬぐえず、金曜入院・月曜退院の割合が４割超の病院は土日の入院基本料を８％減額する。病院側に土日をまたがずに入退院させるように仕向け、入院日数を短縮して医療費を抑える思惑がある。

>病院側が増収策として意図的に土日をはさんでいる疑いもぬぐえず

厚労省と記者、どちらが疑いをかけているんだろう。

正直なところ

1. 1. 地域側（自治体・包括・在介・相談支援事業所等）が退院直後に土日を迎えることを不安視して月曜日を希望する（土日は緊急時の対応が難しいので）
   2. 退院先が施設等の場合、土日は受け入れ困難なため月曜日に繰り越してしまう

と、病院の外に原因がある場合のほうが大きいと思うんですが

厚労省「土日をまたぐと入院日数が長くなるので報酬減」
↓
新聞「病院側が増収策として意図的にやっている疑いも拭えない」
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読者「病院が儲けるために月曜日に退院させているんだって。けしからん」

の構造は現場の崩壊につながるだけだから、やめようよ、ほんと。