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メタボの診断基準は変えません。日本肥満学会


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男性に厳しいメタボ基準、変更不要と肥満学会 読売新聞(2007.10.20)

男性に厳しく女性に甘いメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)の腹囲による国内診断基準が、世界標準と大きく異なる点について、基準策定の中心となった日本肥満学会は19日、「基準を変える必要はない」との見解を公表した。

しかし、米国の肥満基準は腹囲が「男性102センチ超、女性88センチ超」で、世界的には男性の方が緩いのが普通。特定健診の導入を半年後に控え、基準の妥当性を疑問視する声が出ていた。
これに対し同学会の松沢佑次理事長は、「内臓脂肪の量から腹囲基準を決めたのは日本だけ」と改めて診断基準の妥当性を訴えた。

これまで、このブログでも2回、取り上げてきた「メタボリックのウエスト(腹囲)の基準」


「女性よりも男性の方がウエストを細くしないといけないってのはおかしい」「男性85cmの基準では男性の半数が該当してしまう」と異論が続出していたことに対し、住友病院長で日本肥満学会理事長の松沢先生は「日本の予防医学のために作った基準なのに、海外から介入されるいわれはない。ただ議論があるのも事実で、必要ならば再検討も考えたい」「今後、診断基準の見直しの必要性を検討する」


と一応、柔軟路線で行っていましたが、とうとう「日本肥満学会としてはウエストの基準を変えるつもりはない」と表明されたそうです。


ここで、おさらい。ウエストの基準を男性85cm、女性90cmとした理由ですが


つづく。