患者情報を守るためにも、パソコンやUSBフラッシュメモリー等には、パスワードをかけて保護している方も多いと思いますが、数字だけでは実は危険です。
例えば、6桁のパスワードについて考えてみると
条件 | パスワードの例 | パターン数 |
---|---|---|
数字のみ | 123456 | 「0-9までの10通り」なので 10×10×10×10×10×10で100万通り |
アルファベット小文字のみ | fudoiv | 「a-zまでの26通り」なので 26の6乗で約3億900万通り |
数字+アルファベット小文字 | g59n7b | 「10+26の36通り」なので 36の6乗で約21億7700万通り |
数字+アルファベット小文字大文字ごっちゃ | aK8nG9 | 「10+26+26の62通り」なので 62の6乗で約568億通り |
「数字のみ」と「数字+アルファベット小文字大文字ごっちゃ」では約5万7000倍もの差があります。
そのパスワードの強度を簡易的に測定できるコンテンツがマイクロソフトのサイトにありました
◇https://www.microsoft.com/japan/protect/yourself/password/checker.mspx
が、上記の表で最強だった「数字+アルファベット小文字大文字ごっちゃ」であっても6桁程度では「パスワード強度は弱」とのことでしたガーン
ちなみに、チェッカーの下の方に「強力なパスワード : その作り方と使い方」があるのですが、マイクロソフトによると「8文字以上が望ましく、理想は14文字」とのことでした。
もちろん、「数字+アルファベット小文字大文字ごっちゃ」です。覚えるのが大変なので、ポストイットでPCのモニターに貼っちゃいそうな桁数ですね
まあ、USBフラッシュメモリーで個人情報を持ち運ぶこと自体がハイリスク要因ですが・・・
◇参考リンク
強力なパスワード : その作り方と使い方