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受け入れ困難対策の「東京ルール」は病院に丸投げルールでした


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たらい回し対策に「東京ルール」…中核病院が搬送先探し 読売新聞

急患は東京消防庁の救急隊が病院に照会し、搬送先を決めている。

都救急災害医療課によると、東京ルールは、都内を12地域に分け、手術や入院が必要な重症患者を扱う2次救急病院の中から、1地域で2か所をセンターに指定。救急隊の受け入れ先探しが難航した場合、センターが救急隊に代わって患者を受け入れる病院を探したり、受け入れたりする。

地域のほかの2次病院は、センターに空きベッド、当直医の専門や人数などの情報を提供する。

それでも受け入れ先が見つからないケースでは、東京消防庁指令室の救急救命士が務めるコーディネーターが、ほかの地域のセンターと調整する。

都救急災害医療課は、「たらい回しを防ぐには、地域の病院が責任を持って救急を支えるしかない」と話している。

東京都「消防が受け入れ先を探しきれないときは、病院が責任を持って探しなさい」


・・・(゚Д゚)?


受け入れできない理由には、「処置中」「オペ中」「搬送待ち」と言った、現在進行形で対応している場合も含まれますが、そんな病院に


東京都「病院が責任もって探して、救急を支えなさい」
東京都「たらい回しはお前らに責任感がないからだよ」


・・・(゚Д゚)??


受け入れ可否状況のシステムすら、スタッフ不足により更新ができない状態なのに
そんな病院のスタッフに「お前らが探せ」


こんな案を東京都は、都救急医療対策協議会に提出するようです。


救急指定されていた病院の「もう無理だ、救急指定を外してくれ」の声は無視して、さらに病院に丸投げって、素敵な首都です。