◇教員の駆け込み退職調査 下村文科相「許されぬ」と不快感 MSN産経ニュース(2013.1.24)
定年退職予定の教員が、条例改正による退職手当引き下げ前に「駆け込み退職」するケースが相次いでいる問題を受け、文部科学省が各地の状況の調査に乗り出したことが24日、分かった。
下村博文文科相は同日の記者会見で「責任ある立場の先生は、最後まで誇りを持って仕事を全うしてもらいたい。許されないことだ」と述べ、不快感を表明した。
最近騒がれている「駆け込み退職」ですが、流れとしては
- 2012.11.26 退職金を平均で15%削減する改正国家公務員退職手当法が参院で可決、成立。
- 総務省が地方に対して、地方公務員も同じように退職金を削減するよう要請。
- 年度内に施行すれば今年度で退職する職員も対象になるということで12月の議会(地方議会)にて退職金の削減に関する条例の改正案が続々と可決。埼玉県では2月1日施行、京都府や愛知県では3月1日施行へ
その結果、埼玉県の教員の場合
給与(2月・3月分) | これまでの退職金との差 | 合計 | |
---|---|---|---|
条例施行前に退職(2/1前) | 0万円 | 0万円 | 0万円 |
定年で退職 | 80万円 | -150万円 | -70万円 |
となったため、改正条例施行前の「駆け込み退職」が発生し、文科相が不快感をどーのこーの、文科省が実態調査をどーのこーのとなっているわけですが・・・
◇自民政権末期の機密費2.5億円 領収書など一部開示命令 しんぶん赤旗(2012.11.23)
機密費の持ち逃げが疑われる不可解な支出は、09年9月に起きました。(図参照)
通常、内閣官房長官が国庫に請求する機密費は、月平均1億円(約5千万円ずつ2回)の支出が平均的とされています。ところが同月には、1回に2億5千万円も請求し、全額を10日あまりで使い切る突出ぶり。
「政権交代するから使えなくなっちゃう」と、10日で官房機密費2億5000万円を使い切った方々には言われたかないですよね。