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市町村における保健地配置のあり方


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週刊保健衛生ニュース(平成19年2月12日第1394号P5)より

市町村の体制整備における「国保部門と衛生部門のあり方」について、厚生労働省健康局総務課保健指導室より4つのタイプが提示されています。表にまとめるとこんな感じ。

タイプ メリット デメリット
国保・衛生一体型 連携はとりやすい 衛生部門が弱体化しやすい
分散配置型 国保・衛生それぞれで事業を重点化できる 連携が難しい
衛生引き受け型 衛生課がハイリスクアプローチを引き受ける、保健師が一丸となれる (保健衛生ニュースには載っていませんでしたが、衛生部門保健師の負担増があるはず)
国保引き受け型 国保がハイリスクもポピュレーションも実施 (保健衛生ニュースには載っていませんでしたが、国保部門保健師を採用or配置する必要がでてくる)

と4パターンを提示していますが「人口規模別で見るとどんなパターンが多いか」についても触れられていました。

  • 人口1万人以下の小規模自治体→国保・衛生一体型が多い
  • 人口10万人以上の大規模自治体→衛生引き受け型が多い
  • 人口5万〜10万人の中規模自治体→衛生引き受け型が多い


なお、国保引き受け型は全体的に少ないようです。
ちなみに厚生労働省健康局総務課保健指導室の勝又浜子室長のコメントもありました。


「それぞれメリット・デメリットがあるんで、自治体で検討して早急に整備してね」


・・・アドバイスになっていません。(´・ω・`)