「今日で平成22年度が終わったー」←年度内に処理した方が素敵だった書類山積み・・
「明日から新年度がはじまるぞー」←ああ、新しい書類が・・計画が・・予算が・・
明日から新年度がはじまるわけですが、ふと気づきました「明日から保健師!」って方もいるんじゃないかと。というわけで、今年から自治体で保健師として勤務される方向けにちょっとだけ経験がある保健師がいろいろ書いてみます。
はじめに
4/1付けで採用となった方は明日からしばらくは現場ではなく「内部で新採用研修」というところが多いと思うので、このブログでも保健師ではなく全般的なところからはじめてみます。あと、自治体によっては研修なしではじめから課に放り込むところもあるとあったりします。自分も臨床から保健師にはじめて転職したときにこのパターンだったんですが、正直、不安でいっぱい(汗) (人事課さん、無謀ですよ)
保健師の前に職員です
まず大切なのが「保健師の前に職員です」という考え方。保健師は保健師業務だけわかればいい・やっていればいい時代は終わりました。
- 自分のやっている事業・業務がどの法律・条例・規則・内規・事務分掌に基づいているのか
- 自分のやっている事業・業務が自治体の政策でどのような位置づけ(総合計画・個別計画・ビジョン・施政方針)になっているのか
- お金の出入り(予算・決算・請求・支払い)はどうなっているのか
- 人の出入り(スタッフ・他課との関係・外部とのやりとり)はどうなっているのか
- 文書の出入り(予算書・計画書・報告書・案内文・通知文・依頼文)はどうなっているのか
- その事業・業務に効果はあるのか、無駄はないのか
すぐに全部を把握し、手を出すのは無理ですが「それは保健師には関係ない」は間違いです。いつかは関係してくることなので頭の片隅で意識しておいたほうがいいですよー。
あと、たまに?「事務処理は事務の仕事」「申請の窓口対応はしない」なんて勘違いしている保健師もいますが、そういった保健師が多い部署はギスギスしてくるので要注意です。同じ職員なんだから、手が空いていたら手伝う、忙しい時は手伝ってもらう、でいいと思うんですけどね。明らかに業務量の分配がおかしい時(保健師は毎日残業、他の職員は定時に帰るとか)以外は。
そんなこんなで
明日から少しずつ書いていきます。(なんか前に似たようなことを言って1回で終わった企画があったような・・)