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朧大橋(誠橋)は「命の道だ!」


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国会:「古賀誠橋」で激論 「通行、1時間に数台」「救急のため必要」 毎日新聞(2008.1.29)

これに対し、冬柴鉄三国交相は「橋は地域住民の通勤・通学に利用され、救急病院のある久留米市に向けて、『命の道』として重要だ。現在の交通量は日量200台だが、(周辺道路が)開通すれば、交通量は飛躍的に増加する」と答弁。26日に現地を視察した菅氏が「1時間前後、現場にいたが、(交通量は)数台だった」と反論する場面もあった。

記事に記載されている、両者の発言は

民主党管氏 「有力道路族の議員のいるところは整備を優先するのか。疑惑を招くような制度はやめたらどうか」
「1時間前後、現場にいたが、(交通量は)数台だった」
冬柴国交相 「橋は地域住民の通勤・通学に利用され、救急病院のある久留米市に向けて、『命の道』として重要だ。現在の交通量は日量200台だが、(周辺道路が)開通すれば、交通量は飛躍的に増加する」

というものです。


橋自体よりも、その言い訳に「命の道」という言葉をつかったのが気になります。


命を守りたいなら道路整備じゃなくて、まずは医療崩壊を止めないと意味ないんですけどね・・「道はできた、運ぶ先はない」になりかねませんし。


本音は「命の道と言えば反論しにくいだろ」という考えなんでしょうが。


ちなみに、地元の福岡県麻生知事のコメントは


古賀誠氏地元の「誠橋」 福岡県知事が擁護 朝日新聞(2008.1.29)

道路特定財源をめぐり、民主党菅直人代表代行が視察し、国会で取り上げた福岡県八女市上陽町の「朧(おぼろ)大橋」について、同県の麻生渡知事は29日、「中山間地域激励に必要と思ってつくった」と建設は妥当であると強調した。

「命の道」ではなく「激励の道」だそうな。