保健師のまとめブログ

保健師が気になった情報をまとめています。

2007-01-01から1年間の記事一覧

悪玉コレステが減っても、善玉コレステが少ないとリスク高い

◇LDL-C値を下げてもHDL-C低値はリスク高い LDL-C値が70mg/dL以下でも要注意 日経メディカル(2007.10.18) スタチン治療によりLDLコレステロール(LDL-C)値を下げると、心血管イベントのリスクは有意に下がる。では、LDL-C値を非常に低くすれば、もはやHDLコ…

登録販売者制度についてのまとめ(前編:法律と制度の概要)

過去に何度か「登録販売者制度」についての記事を書いていたのですが、このブログ(引っ越し前のブログの方です)への検索ワードに「登録販売者」が多いので、自分なりに制度のまとめを書いてみました。 登録販売者制度についてのまとめ(前編) まずは、国の…

鯖江市、メタボリック解消体操を新たに2種類追加

福井県鯖江市がメタボリック解消体操を公開 - 保健師のまとめブログ2の記事で、福井県鯖江市の理学療法士さんが考案した、メタボリック解消体操「内臓脂肪撃退!メタボリック55(ゴーゴー)」が公開されていることについて、触れましたが、福井新聞に続報が載…

メタボの診断基準は変えません。日本肥満学会

◇男性に厳しいメタボ基準、変更不要と肥満学会 読売新聞(2007.10.20) 男性に厳しく女性に甘いメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の腹囲による国内診断基準が、世界標準と大きく異なる点について、基準策定の中心となった日本肥満学会は19日、「基準…

高齢者虐待1万2600件

◇高齢者虐待1万2600件 在宅者が大半 朝日新聞(2007.9.22) 65歳以上の高齢者が家庭や福祉施設などで虐待を受けた件数(06年度)は全国で1万2628件にのぼることが21日、厚生労働省のまとめ(暫定版)でわかった。虐待被害者の8割が女性で、半数が80歳以上。家…

第55回精神保健福祉普及運動の実施について

◇第55回精神保健福祉普及運動の実施について 厚生労働省 「めざそう!誰もがあたりまえの 地域生活 〜くらし・つどい・まなび・はたらきの場から始めよう〜」をメインテーマとして、地域社会における精神障害者の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図るこ…

救急車をタクシー代わりに呼ばないで

◇救急車 タクシー代わりに呼ばないで:札幌市消防局 急患対応遅れ心配 毎日新聞(2007.10.2) 救急車は無料のタクシーではありません−−。「ちょっと具合が悪い」との119番通報で救急車が駆け付けたらただの酔っぱらいだった、といった安易な救急車の利用が札幌…

医師数「革命的に考え変換を」厚労相-CBニュース

◇医師数「革命的に考え変換を」厚労相 CBニュース 国会は10月10日、衆議院予算委員会を開き、社民党の阿部知子議員の医師不足に関する質問に対して、舛添要一厚生労働大臣が「医師の数について革命的に考え方を変えていかなければならない」と答弁した。 ○阿…

サントリーのUD

◇ニュースリリース No.9343 (2006.1.19) サントリー サントリー(株)は、「サントリー ウーロン茶」「サントリー緑茶 伊右衛門」をはじめとした当社2Lペットボトル全アイテムにおいて、「ゆびスポットボトル」を2006年2月下旬から順次導入します。 「ゆび…

東洋ガラスのUD対応牛乳びん

牛乳びん・・・ ビンはリユース(←クリックでwikipedia)できるため循環型社会にとっても望ましい容器ですが、欠点もありました。「重い」んです。 (従来の牛乳瓶は中身よりも容器の方が「重い」という状態)そこで、東洋ガラスさんは超軽量ガラス瓶を開発しま…

カラーユニバーサルデザイン支援ツール一覧

色の見え方に個人差がありますが、その様子をシミュレートしてくれたり、色盲の方にとって見分けにくい色やサイト構成を指摘してくれるソフトがあります。 たくさんのソフトがあるので、今回は一覧にてご紹介。 注意!色の見え方には個人差があります。 たと…

厚労省天下りのこども未来財団理事が、産経新聞で医療の効率批判

毎日新聞と産経新聞・・・「左よりと右より」、「水と油」(それは産経vsアサヒか)と一見すると、主義主張が真っ向からぶつかり合っている一生相容れそうにない2紙ですが、医療報道に関してはどっちも「ダメだこりゃ」ということで一致しています。 今回は、…

続・メタボの診断基準どたばた記

2007年9月27日の記事「メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発 - 保健師のまとめブログ2」の続報というか・・・相変わらずのどたばた劇?が続いているようです。 ◇「メタボ腹」基準に異論 読売新聞(2007.10.14) おなかに脂肪がたまるメタボリッ…

介護予防:老化の程度をチェック、県HPで判定

◇介護予防:老化の程度をチェック、県HPで判定 自宅で手軽にリストに回答 /和歌山 毎日新聞(2007.10.13) 高齢者がなるべく介護を受けずに暮らせるように、県は介護予防のための基本チェックリストのオンライン判定を始めた。長寿社会推進課ホームページにア…

1日分の野菜ジュースでは足りません。消費生活センターが検査

◇「1本で1日分の野菜」ジュース、35品が落第 朝日新聞(2007.10.12) 「1本で1日分の野菜を使用」などと表示された野菜ジュース類の多くは、「厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350グラム」を下回る量の栄養素しか含んでいないことが、名古屋市消費生活セン…

標榜科が大幅増?削減から一転/厚労省

◇厚労省、診療科名の規制大幅緩和・削減方針から一転 日本経済新聞(2007.9.21)厚生労働省は21日、医療機関が看板などに掲げる診療科名を38に限定している規制を大幅に緩和し、「内科」や「外科」「歯科」については臓器や症状などの名称を自由に組み合わせた…

こども病院の診療報酬上げは医師不足解消にならない?

◇小児の専門病院に6:1看護? CBニュース(2007.10.4)「小児医療の質全体を上げるためにはトップレベルのところをしっかりしてもらう」――。2008年度の診療報酬改定に向けて10月3日に開かれた中医協・診療報酬基本問題小委員会(会長=土田武史・早稲田大商学…

毎日新聞も暴走モード? いやずっと前からだけど・・・

◇しらかば帳:「別に」。女優の沢尻エリカさんが先日… /長野 毎日新聞☆「別に」。女優の沢尻エリカさんが先日、主演する映画の舞台あいさつでいかにも不機嫌な表情で連発した。よほど虫の居所が悪かったのだろうが、観客の印象を悪くしたのは間違いない。「…

毎日新聞のマッチポンプ炸裂。今度は医学生叩き?

◇医師不足:過疎解消策、県の奨学金応募ゼロ 医学生さん、なぜですか? /広島 毎日新聞県が中山間地域や島しょ部の医師不足を解消するため、卒業後に県の指定医療機関で勤務することを条件に、医学部生らに奨学金を提供する制度で、今年度の応募者がいない…

舛添厚労相、暴走モード?

「市町村の窓口は信用できない」 「小人の戯れ言につきあっている暇はない」 「バカ市長と言われるのはいやだろうから、小人と言った」 「文句言うなら、地方交付税をもらわないで言いなさい」 ・・・一応、全部、現役の厚労大臣の発言です。いや〜参議のと…

インフルエンザウイルスの検査が楽になる!?

◇鼻汁鼻かみ液でインフルエンザ診断‐国内で初承認 薬事日報 インフルエンザウイルスを検出する検体として「鼻水鼻かみ液」が、国内で初めて「QuickVueラビッドSP influ(ラビッドSP)」に認められた。検出検体としてはこれまで、鼻腔拭い液、鼻腔吸引液、咽頭…

大阪市の禁煙条例、今月より罰則も適用。2時間半で30人罰金

◇大阪・御堂筋の「禁煙」、2時間半で30人“罰金” MSN産経ニュース(2007.10.2) 大阪・御堂筋で1日、大阪市路上喫煙防止条例に基づく過料徴収がスタートした。禁止地区内での喫煙は過料1000円。大阪府警OBの市路上喫煙防止指導員12人が御堂筋の巡回を始め…

福井県鯖江市がメタボリック解消体操を公開

◇メタボリック解消体操『メタボリックゴーゴー』 鯖江市 メタボリック解消体操 ○1分間の体操を5種類行います。 ○5分間で終わるお手軽体操で内臓脂肪を撃退していきましょう!! 福井県鯖江市のサイトにて メタボリック解消体操『メタボリックゴーゴー』 が公開…

心肺蘇生に人工呼吸は不要?心臓マッサージで効果あり

◇救急蘇生術:人工呼吸は不要 心臓マッサージに効果あり 毎日MSN突然意識を失って倒れた人を蘇生させるための応急手当は、心臓マッサージだけで効果があり、従来勧められてきた人工呼吸は必要ないことが、日本救急医学会関東地方会の研究班(班長、長尾建・…

お酒のんで赤くなる人は膵がんのリスクが1.44倍

◇飲むと赤ら顔…膵がんリスク1.44倍 読売新聞(2007.10.4)酒を飲むと顔が赤くなる人は、そうでない人に比べて、膵臓(すいぞう)がんになるリスクが1.44倍高いことが、愛知県がんセンター研究所(名古屋市)の調査で分かった。アルコールを体内で分解する酵素…

自立支援法の自己負担凍結は400億円

◇福祉サービス費負担凍結、国庫負担は年400億円増・厚労省試算 日本経済新聞 厚生労働省は自民党総裁選に出馬した福田康夫元官房長官が公約に掲げた障害者自立支援法の抜本見直しを実施すると、年間で約400億円の国庫負担増につながる可能性があるとの試算を…

週刊医学界新聞インタビュー「認知行動療法べてる式」

週刊医学界新聞第2748号【interview】 医学書院 「浦河べてるの家」(以下べてる)は,精神障害を抱える当事者らによって開設された有限会社・社会福祉法人。「べてるはいつも問題だらけ」「昇る生き方から降りる生き方へ」など数多くの“名言”でも知られ,当事…

総務省、「児童の肥満を求める式を統一しなさい」と

◇小児医療に関する行政評価・監視結果報告書 総務省 この行政評価・監視は、少子化や女性の社会進出等が進む中で、安心して子どもを産み、健やかに育てる環境の整備を推進する観点から、母子保健対策と小児医療対策の実施状況を調査し、関係行政の改善に資す…

福田康夫氏、総裁選マニフェストで「自立支援法の見直し」と

希望と安心のくにづくり ─若い人に希望を、お年寄りに安心を─ 福田康夫公式サイト 年金・医療・介護・福祉制度の安心と信頼を確立 与野党の壁を越え、国民が納得できる年金制度を構築する 高齢者医療費負担増の凍結を検討し、医師不足解消のための抜本的措置…

重症自殺未遂社の4割以上が過去にも自殺未遂あり

◇自殺未遂者の4割「以前にも」 読売新聞(2008.9.19) 自殺を図り、救命救急センターに運ばれて一命を取り留めた「重症自殺未遂者」のうち、4割以上が過去にも自殺を図った経験のあることが、横浜市立大精神医学教室自殺予防研究チームの調査で分かった。 ◇参…