第7回看護基礎教育の充実に関する検討会資料の「資料3 ワーキンググループ(保健師教育)検討結果資料 (PDF:210KB)」をチェックしてみた。
地域保健の単位が増えることと、「保健師教育の基本的考え方」が変わります。
そのうち「保健師教育の基本的考え方」については、4つのカテゴリーが変更
1.
- 健康→心身の健康へメンタルも明文化
- 系統的・予測的に捉える力と明記
- 支援する能力→自立を支援する能力と「個人の自立」と変更
2.
- 地域住民の集団活動を育成
- その集団活動が自主的に社会資源を活動できること
- そして、集団活動を評価する能力を追加
3.
- 健康問題を健康課題と変更
- 地域の健康課題を組織的に解決する能力→地域住民・関係機関・他職種と連携し解決すると変更
4.
- 基礎的知識ではなく、最新知識を主体的・継続的に学ぶ
- 保健・医療・福祉のサービスを評価し・調整する能力→活用する能力と、さらに健康課題の解決に必要なことを、施策に反映させる能力
と、変更(案)がでています。
つまり、これからの保健師は
「最新の知識を自ら生涯学んだ上で、そのときの最新の科学的根拠に基づき、地域の健康課題の把握とこれからの健康課題の予測を立て、現状のサービスを評価し、活用し、問題があれば改善し、住民・関係機関・他職種と連携して、地域の集団と個人が自立して活動できるように支援・評価していき、政策にも反映させる能力が保健師には必要」
ということです。
がんばれ〜保健師。(´・ω・`)はあ、自分もか。