追記(2010.9.2)
記事の下の方で、日本統合医療学会と日本看護協会との関係を指摘している部分がありますが、日本看護協会に確認したところ
- 「統合医療学会が(関連学会のリンクに)入れているだけ、協会と統合医療学会が連携しているわけではありません」
- 「当協会が統合医療学会と関係があるので、ホメオパシーや(日本学術会議)会長談話についてコメントをしていないわけではないです」
とのことでした。疑ってしまい、ごめんなさい。
元の文
「ここ最近のホメオパシーについての流れ」も参照。
日本学術会議の会長談話で、ホメオパシーについて医療機関および医療従事者の使用について「科学的根拠は明確に否定されている」「通常医療から患者を遠ざけてしまう」と全面否定されました。この翌日以降、医師会や薬剤師会、さらにはホメオパシーなどの代替医療に走っていた助産師会まで、主な医療系職能団体・学会が「会長談話に賛成」との声明をだしていますが、日本看護協会だけは未だに何の声明もだしていません。
看護協会サイトのお知らせをみると
【新人臨床研修、厚労省が2次募集開始!!】2010年8月30日
厚生労働省は「新人看護職員研修事業」の2次募集を開始しました。詳しくはこちらからご覧ください。
【ニュースリリース】2010年8月25日
【助産師キャンペーン実施中!】助産師が、あなたの妊娠・お産・育児の疑問にお答えします![PDF 268KB]
どうでもいい情報。がっかりです。
実は先週はじめ「学術会議がホメオパシーについて〜と発表しましたが、協会の考え方について〜」と看護協会に直接、電話で質問したんですが「担当者不在なので折り返し連絡します」と言われたまま、今日まで放置です。
この協会に、非常にがっかりです。
学術会議では、「ホメオパシーについて十分に理解した上で、自身のために使用することは個人の自由です」と、個人の使用についてまでは否定していません。「エビなない上に通常医療から遠ざけてしまうので医療側が治療で使うのはやめましょう」と言う内容であり、それは看護師にとっても協会にとっても当たり前の内容でしょう。なぜ、スルーするんでしょうか?
と、思っていたら、こんなのを発見
統合医療学会は学術会議に公開討論会を呼びかけた団体です。そこに、職能団体ごと(関連学会に学会ではなく職能団体が参加するとか意味不明すぎます)参加しているとか、日本看護協会って大丈夫なの?
このままだと、看護協会に所属していること自体が恥ずかしいことになりそうなので退会したいです。