◇厚労省 メタボリックは12年度に10%削減‐医療費適正化の目標値設定 薬事日報
厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会が12日に省内で開かれ、事務局が提示した医療費適正化施策の「基本的な方針」(案)と、療養病床削減目標の考え方などについて意見交換した。適正化方針では、2012年度にはメタボリックシンドローム患者・予備軍の10%以上削減などの目標が示された。
「医療費適正化に関する施策についての基本的な方針」(案)では、住民の健康保持に関して都道府県が達成すべき目標として、[1]特定健康診査の実施率[2]特定保健指導の実施率[3]メタボリックシンドロームの該当者及び予備軍の減少率に関する数値目標が示された。
特定健診の実施率は、12年度において40歳から74歳までの対象者の70%以上が受診するとした(参考:15年度目標値は80%)。特定保健指導の実施率については、12年度において対象者の45%以上が受けることとした(60%)。また、08年度と比べた12年度時点でのメタボリックシンドローム患者・予備軍の減少率を10%以上とした(25%)
特定健診・特定保健指導に関する目標値が設定されたようです。言い換えれば、後期高齢者医療制度での後期高齢者医療支援金でペナルティを食らう値が決定ってことです(多分)
目標値一覧
1.特定健康診査の実施率(受診率)
・H24年度の受診率が60%以上
・H27年度の受診率が80%以上
2.特定保健指導の実施率
・H24年度の対象者の45%以上
3.メタボリックシンドロームの該当者及び予備軍の減少率
・H24年度のメタボ該当者・予備軍はH20年度よりもメタボの該当者・予備軍よりも10%以上減
となっているので、この値をクリアしないと「後期高齢者医療支援金のペナルティ」が待っているってことですね・・と、ここで言葉の説明をしておきます