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特定健診、見直しへ


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厚生労働省 メタボ健診、見直し開始 MSN産経ニュース(2011.5.3)

厚生労働省は、40〜74歳を対象とした特定健康診査、いわゆる「メタボ健診」の見直し作業をスタートさせた。平成20年度に始まった医療制度改革での医療費抑制の目玉施策だったが、実施率の低迷などを受け、開始から3年余りで見直しを余儀なくされた。メタボ健診は、生活習慣病を予防することで増え続ける医療費を抑制するために導入された。ルールを弾力的に運用し実施率を高めるのが狙いで、先月25日に立ち上げた有識者検討会で議論して来年夏までに結論を示し、25年度から適用する方針。

特定健診の実施方法など見直しへ- 厚労省検討会 CBニュース(2011.4.25)

厚生労働省は4月25日、「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」を開いた。2006年から07年まで開かれていた「保険者による健診・保健指導の円滑な実施方策に関する検討会」を引き継いだもので、特定健康診査や特定保健指導の実施方法などの見直しを進める。今後1年間をめどに検討を重ね、13年度から5か年の次期医療費適正化計画に反映させる方針。座長には、多田羅浩三・日本公衆衛生協会理事長が新たに事務局から選出された。

主な論点は、▽75歳以上の高齢者における特定健診や特定保健指導の在り方▽服薬中などの患者に対する特定保健指導の実施方法▽特定健診などの実施を促す支援策−など。
 高齢者の特定健診については、これまで後期高齢者医療広域連合の努力義務となっていたが、新たな高齢者医療制度では各保険者の義務となる。これを踏まえ同検討会では、具体的な健診項目や特定保健指導のプログラムなどについて検討する方針。

というわけで、厚労省のサイトを見てみると
保険者による健診・保健指導等に関する検討会(真ん中より少し上のあたり) 審議会・研究会等 > 保険局

回数 開催日 議題等
第3回 2011年7月4日 1.特定健診・保健指導の腹囲の基準について
2.HbA1cの表記の見直しへの対応について
3.特定健診・保健指導のインセンティブのあり方について
第2回 2011年6月10日 1.当面の検討事項について
2.糖尿病の新しい診断基準とHbA1cの国際標準化への対応
3.基本健康診査の受診率向上が老人診療費に及ぼす影響に関する研究
4.治療中の者に対する保健指導の効果に関するワーキンググループに関する報告書
5.わが国の高齢者におけるメタボリックシンドローム関連生活習慣病の現況
第1回 2011年4月25日 1.本検討会の位置づけについて
2.特定健診・特定保健指導の概要について
3.特定健診・特定保健指導に対して頂いているご意見について
4.地域・職域における生活習慣病予防活動・疾病管理による医療費適正化効果に関する研究について
5.今後の進め方

ちょっと気になる内容なので、時間があったら読んでみよう。

・・・と思ったけど、チラッとだけ読んでみると

  • 医療費抑制効果
  • 治療中の対象者への保健指導
  • がん検診との同時実施
  • 健診項目(保険者が柔軟に選べるように)
  • 実施率向上
  • 被用者保険の被扶養者
  • 後期高齢者支援金の加減制度
  • HbA1cの表記見直し(Japan Diabetes Society値→National Glycohemoglobin Standardization Program値へ)

あたりが検討項目に上がっているようですね。


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