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滋賀県立病院「医師不足だから残業代は出しません」


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医師でも『名ばかり管理職』 滋賀県立病院に是正勧告 東京新聞(2008.4.23)

滋賀県守山市の県立成人病センター(河野幸裕病院長)で、管理職の医師が、権限がないのに残業代が支払われない「名ばかり管理職」の状態に置かれているとして、大津労働基準監督署労働基準法に基づく是正勧告をしていたことが23日、分かった。

名ばかり管理職をめぐっては、未払い残業代の支払いを求める訴訟や労働審判が相次いでいる。公立病院にも同様の問題があることが明らかになったが、センターを運営する県病院事業庁関係者は「医師不足が要因となっている」と説明している。

(中略)

事業庁の谷口日出夫庁長は「勧告を受けたのは誠に遺憾。今後、専門家を交えて協議し早急に対応したい」と話している。

センターは、がんや循環器、脳神経疾患などの三大生活習慣病に対する拠点病院として1970年に創立。4月1日現在で、病床数は541、常勤の医師77人。2006年度の入院患者は延べ約13万8千人。外来患者は約22万8千人。

医師不足なので管理職にある医師も一般の医師と同じように働いてもらった」まではわかりますが、「残業代を払わない」ことについて、「医師不足だから」は論理的にどうなんでしょうか?