保健師のまとめブログ

保健師が気になった情報をまとめています。

平成22年度4−6月の気になっていたネタを一気に消化してみる


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と言ってみたものの、医療関連ニュースをチェックしていなかったので、ネタがない(´・ω・`)けど、やってみる。

1.m3Nurseが、なくなっていたという話題

m3.comの看護師向けサイトがナース専科コミュニティーになっていた。

◇お知らせ

エムスリー株式会社と株式会社エス・エム・エスが共同運営してきた m3Nurseは、2010年3月24日よりエス・エム・エス社の運営による「ナース専科コミュニティ」(http://nurse-senka.jp/)となりました。看護師掲示板、看護師求人情報をはじめとする看護師専用コンテンツをご利用ください。

2.都道府県庁の敷地内全面禁煙は4割程度という話題

「庁舎内禁煙」の都道府県、4割どまり 厚労省調査 朝日新聞(2010.5.31)

厚生労働省は「世界禁煙デー」の31日、受動喫煙防止のために都道府県の敷地や庁舎内をすべて禁煙としているのは47都道府県のうち18道府県だったと発表した。同省は、多くの人が利用する公共施設を原則「全面禁煙」にするよう求める通知を2月に出しているが、6割の29都県は庁舎内に特定の喫煙場所を設ける「分煙」にとどまっていた。



3.インドネシアの喫煙2歳児、専門家の介入で1日40本から15本へ

1日40本喫煙の2歳児、おもちゃセラピーで15本に減少 AFPBB(2010.6.9)

【6月9日 AFP】2歳にして1日40本のたばこを吸っているとして問題になったインドネシアのアルディ・リザル(Ardi Rizal)君が、「遊びに集中するセラピー」を受けた結果、喫煙本数が1日15本にまで減ったことが明らかになった。地元の児童福祉当局者が8日、語った。

4.糖尿病の診断基準が新しくなったという話題

「糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告」と「新しい糖尿病診断基準と国際標準化HbA1c運用に関する声明」 日本糖尿病学会

去る5月27日〜29日、岡山市で開催された第53回日本糖尿病学会年次学術集会において、糖尿病の新しい診断基準が下記の「糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告」にあるよう決定され、本年7月1日より施行されます。また、HbA1cについても国際標準値への移行が決定されましたが、日常臨床におけるその実施時期は本学会よりあらためて発表されますので、下記の「新しい糖尿病診断基準と国際標準化HbA1c運用に関する声明」にありますように、それまでは診断・治療などについては従来のHbA1cJDS値)を引き続き使用してください。

5.孫正義×佐々木俊尚 『光の道』対談

ソフトバンク孫社長が「光の道対談」で「医療クラウドで医療費13兆円削減できる」とか言っていましたが・・電子カルテが普及しない理由が酷かった。

電子カルテが普及しない理由、孫さんによると、それは「医師や医師会が反対しているからだ!国賊だ!」(国賊云々はお酒が入っていたからでしょうが・・)ということで「医療側」が抵抗勢力の扱いですが・・一番の原因は「使い勝手が紙カルテ以下」だからでしょ。

紙カルテよりも使い勝手が良く、かつ落ちない重くない電子カルテを作ってからの話だと思いますが・・

6.夕張市長、医師を批判

夕張市立診療所:自殺図った男性の救急受け入れ拒否 「外来に対応」 /北海道 毎日新聞(2010.6.2)

市の説明では、5月19日午前8時前、「首をつり、自殺を図った男性がいる」という119番通報があった。救急隊員が駆けつけると、男性は心肺停止状態で、診療所に受け入れ要請したが、外来患者診療のため、対応不可能として断られたという。男性は市内の別の医療機関で死亡が確認されたという。

同診療所は昨年9月27日夜、同様に首をつった状態で見つかった男子中学生の受け入れを断った。市と診療所は、二度と同じような事態が起きないようホットラインを設けるなどしている。藤倉肇市長は「誠に遺憾という思い。市立診療所の開設者として総括が必要だ」と話した。

夕張は市長をはじめ、ほんとにダメですね・・。年間120万円で24時間救急を一人医師体制の病院に押し付けようとしたり・・国のへき地医療機関向けの交付税を診療所に回さなかったり・・

ちなみに、夕張希望の杜(診療所)のブログでは

救急受け入れ拒否の報道の件について

6月2日
夕張市は1日、市立診療所が先月、自殺を図り心肺停止状態になった市内の50代男性の救急受け入れを断っていたと発表した。
との報道がありました。


事実関係の確認もなく夕張市長が2時から記者会見を行い、マスコミも当法人への取材を行うことなく、新聞、テレビ、ネット上、ラジオ等すべてのメディアで報道されまた。
その日の5時過ぎに市長、副市長、総務課長はじめ5人が事実関係の確認、抗議に希望の杜に来られました。
当院は一人診療所であり、救急指定されていませんし、市と救急についての契約書は一切交わしていません。
市の最高幹部の方々は夕張の救急体制の不備やうつ対策の不備には触れず、口を尖らせて、声をあらげて色々と言っていました。
同席した新しく理事になった夕張出身の訪問看護師が
「ここまでひどい人たちとは思わなかった。頭にきて、こっちがどなりたくなった」と言っていました。


詳しくは メルマガ まぐまぐ 
夕張市立総合病院を引継いだ「夕張希望の杜」の毎日”
http://www.mag2.com/m/0000253983.html
http://ka101w.kaw101.mail.live.com/default.aspx?wa=wsignin1.0
に来週金曜日 6月11日に掲載する予定です。

7.特定看護師?という話題

特定疾患特定疾病特定健診、特定保健指導、特定保健用食品、特定高齢者、特定療養費制度・・と特定○○が好きな厚生労働省ですが、今度は特定看護師
「特定看護師」医師負担 軽減なるか ヨミドクター(2010.3.21)

挿管や傷口縫合・創設求める声


従来の看護業務より高度な医療行為を担う「特定看護師(仮称)」の創設を、厚生労働省の「チーム医療の推進に関する検討会」が打ち出した。


海外では医師業務の一部を肩代わりするナース・プラクティショナー(診療看護師)が活躍しており、日本でも制度改革に先駆けて養成が始まっている。看護師の役割拡大は医師の負担を軽減し、医療の質の向上につながることが期待されるが、課題もある。