4年に一度の祭典「UEFA EURO 2008」が、そろそろはじまりますが
心臓が弱い方にとっては、気になる記事がAFPのサイトに掲載されていました。
◇心臓の弱い人はサッカー観戦に要注意、欧州の医療関係者らが指摘 AFP(2008.6.2)
【6月2日 AFP】サッカーというと健康的な響きがあるが、あまり健康ではない観客にとってはその試合が文字通り「サドンデス(突然の死)」を招く可能性がある。7日に開幕する欧州選手権2008(Euro 2008)を前に、医療関係者らがこのような警告を行った。>心不全、妻への暴力、乱闘、飲酒運転による事故、うつ病、自傷、自殺など医療関係者は、大会期間中に心不全、妻への暴力、乱闘、飲酒運転による事故、うつ病、自傷、自殺などで病院にかつぎ込まれる患者が急増するとみて、受け入れ態勢を整えている。
サッカー観戦で心不全?なんて大げさな・・・と思っていたら
2006年にドイツで開催された2006 FIFAワールドカップの場合
会場があったミュンヘンでは、大会期間中の心不全・動悸の発生件数が通常時に比べ
男性で3倍、女性でも2倍にまで跳ね上がったそうです
そんなこともあるため専門家のアドバイスは
「心疾患リスクの高い方や既往歴のある方は、重要な試合は見ないように」とのこと
さらに、注意すべきシチュエーションが「PK戦」
「1998年のワールドカップでイングランドがアルゼンチンにPK戦で敗れた当日、英国内で心臓発作の発生件数が25%上昇した」ということで、英国の研究者は「ペナルティーキックがリスクをますます増大させる、PK戦は廃止するよう」と大真面目に提案しているようです。