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居酒屋タクシー


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中央官庁での「居酒屋タクシー」や「省内ネットカフェ」が話題になっています。

居酒屋タクシー関連ニュース
【主張】居酒屋タクシー 公務員に常識はないのか MSN産経ニュース(2008.6.3)
財務省、仮眠室の拡充検討 午前3時発のバス設定も 47NEWS(2008.7.12)
タクシー接待、日銀では24人が栄養ドリンクなど 読売新聞(2008.7.18)
官僚1402人 金品受け取る 読売新聞(2008.7.22)

「タクシーにのって現金キックバック」や「支給PCでWikipediaの美少女アダルトゲームの項目の編集」などは論外だとは思いますが、だからと言って、深夜にタクシーを使うことやネット閲覧自体を盲目に批判するのは、どうなんでしょうか。


深夜のタクシー利用について考えてみると

中央官庁は拘束時間が異様に長いです。
「国会質問待機」「予算案作成・ヒアリング」「法案作成」がその最たるものですが
1ヶ月で数日しか帰れないことも珍しくないような状態。

産経新聞は社説内で(2008.6.3MSN産経ニュース)

職員数、回数ともに財務省が圧倒的に多く、現金を受け取っていたのも財務省の職員だった。それだけ財務省は忙しく残業の多い役所なのだろうが、仕事を能率良く片づけ、連夜のタクシー帰りを少しでも減らす努力が必要だ。経費節減にもなるし、職員の健康維持にも役立つ。
と言ってます。国会質問待機などは、センセー方が質問登録してからが仕事のはじまりですが、その質問登録を、国会での質問の前日の夕刻とか夜間に行うと、そこから回答をつくりはじめないといけないので、能率良く片づけろ云々以前の問題だと思うんですよね。

それは、センセー方に「早く出すべきだ」と言うべきでしょ?と。
ついでに言えば、タクシー利用を批判しているセンセー方も、自身が原因を作っていないか考えて欲しいものです。

というか、無駄を削りたければ「備品も電話代も光熱費も部屋代もすべて役所持ち」な記者クラブとか、弁当代は役所持ちの定例記者会見とか、費用は役所持ちの記者懇談会を、まずは廃止した方がいいと思います雪
官とマスコミの癒着の原因ですからね。おかげで記事も厚労省発表のコピペが多いですし。

とは言ったものの

懲りない厚労省 タクシー券廃棄 「保存指示」あったのに… MSN産経ニュース(2008.7.28)

厚生労働省大臣官房の3課が、昨年度に使用した深夜帰宅用タクシー券特別会計分)をすべて廃棄していたことが分かった。同省では昨年7月、職員によるタクシー券の私的流用が発覚。直後に当時の柳沢伯夫厚労相が、事後チェックのため一定期間の保存を指示していたが、不祥事に懲りない体質が浮かび上がった。同省会計課は「タクシー券の保存は各部局で判断していた。今年6月からは保存することになっている」としている。
こんなことをやっているようでは、大多数が適正使用でも、不信感もたれちゃいます雨


◇参考リンク
居酒屋タクシーの裏側 Tech-On!(2008.6.11)