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臨床経験のない保健師向け講座第1回「現場」


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講座の趣旨

突如始まった「臨床経験のない保健師向け講座」ですが、
この講座は、「卒業してそのまま自治体で保健師として採用されました」的な"臨床経験がない保健師"を対象に、
"臨床経験がない保健師"にありがちな注意点や気づきにくい注意点、その他いろいろな注意点について
不定期にいろいろアレコレするコーナーです。

第1回テーマ「現場」

保健師として働いている方の大半は「行政保健師」。つまり都道府県や市町村といった行政機関で働いている方が大半となっていますが、
行政機関で働いている皆さん、下記のように思っていませんか?

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本庁にいる保健師 生活保護や高齢者福祉課、障がい者福祉課といった直接住民と接する私達が"現場"。
出先にいある保健師 私達が対住民の最前線。本庁にいる奴らとは違って、私達が(以下同文

と考えがちです。(まあ、上の図の時点で本庁組と出先組でアレな感じになってますが・・)

自分も、そう考えていました。
でも、住民や関係機関の考え方は違います。

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結局のところ、当事者自身(もしくはその家族)が現場であり、行政はあくあでも「行政」です。

もちろん、保健師や生活保護のワーカーは行政での最前線ではありますが、医療機関・施設・地域・家族・当事者の認識はそれとは異なります。

「現場だ」という気持ちは大切ですが、一方で、そう思われていない場合も少なくないということを、心の片隅に留めておきましょう。

役人からヘルパーへ 医療・介護担当の行政マンが介護現場で働いて見えたもの

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