◇メタボリック対策市場が拡大‐富士経済が一般薬・関連製品を調査 薬事日報(2007.11.7)
メタボリック対策市場の2007年見込みは、一般用医薬品が130億円(前年比28・7%増)、特定保健用食品が1182億円(12・6%増)で合計1312億円(14・0%増)としている。メタボリック対策市場は、そのほとんどが特定保健用食品の市場で、06年にはサントリーの「黒烏龍茶」で拡大し、07年も味の素ゼネラルフーヅの「ブレンディコーヒーオリゴ糖入り」が加わり、前年比12・6%増の1182億円が見込まれると分析した。
メタボ市場が拡大中。特に、トクホは1182億円をメタボ関連で売り上げているようです。すごいですね
サントリーの黒烏龍茶は、中性脂肪の吸収を抑える役目があるらしいです。
公式サイトによると
黒烏龍茶に含まれるウーロン茶重合ポリフェノールがリパーゼの働きを抑えるので
脂肪が分解されにくくなり、分解されず吸収できなかった分が、体外に排泄される。
血中の中性脂肪を20%抑え(n=20)、脂肪排泄量は2倍(n=12)だとか。
ただ、結論のページにある
これは、どうだろ。
TGを20%抑えるってことは、80%は吸収されているんだし
脂肪排泄量が2倍ってことは、半分は残りは蓄積されるんだし
「脂っこい料理を食べても、黒烏龍茶飲んでいれば安心」みたいな、広告は
辞めた方がいいと思うんですけどね〜 調査もn=12とかのレベルだし
ブレンディコーヒーオリゴ糖入りは、腸内環境を良好に保つ役目があるとのこと。
公式サイトによると
コーヒー豆マンノオリゴ糖が、ビフィズス菌を適正に増やして腸内環境を良好に保つので
お腹の調子に気を付けている方に適していますと書かれていました。
ブラックとか甘さ控えめがあるようです。ブラックの方がいいのかな〜
健康食品の安全性や有効性の情報については、国立健康・栄養研究所の公式サイトに
コンテンツがありますので、トクホ食品が気になる方はぜひご覧ください。
◇参考リンク
○健康食品の安全性・有効性情報 国立健康・栄養研究所